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ジンとチラーとタニマギー

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「カネと顔と大っきい●●…」 ××がピクリと反応した言葉をどうぞ。 (新聞、雑誌、小説、エッセー、映画、ドラマなどから拾いました)
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2024年8月の記事一覧

ある朝、5匹の子猫様が道端に捨てられていた。みんなお母さんを探してニャーニャー泣いている。母猫様の方も、今ごろ半狂乱になって子どもたちを探しているに違いない。捨てた人は自分の行為の罪深さをわかっているのだろうか(映画作家・想田和弘)
※8/30/2024、週刊金曜日連載「猫様」

「胸や尻の大きさなんて関係ない。エロスの表現は脱いでみないと分からない部分もある。オレの一言で顔をしかめる女もいれば、濡れる女もいる。その非日常的な瞬間が写真に投影されるんだ」(加納典明)
※8/30/2024、週刊ポスト

「交戦権を放棄した」国に宣戦布告する国はありません。…あったとしても、日本は侵略国に対して、侵略当事国以外の全世界のモラルサポートを当てにできる。日本人はその恩恵に…浴してきました。そして、それがどれほど「ありがたい」ことかを忘れてしまった。
※内田樹「街場の戦争論」

「反エリート自体が権威になっていく権威に弱い社会こそ、大衆迎合(ポピュリズム)政治の温床だ」(CIA元主任分析官)
※8/2/2024、週刊金曜日「金曜日から」

「あいつはああやって下に見れる人間を徹底的に侮辱して、そうすることで自分の価値を上げられるような気になっている。女だからとか……そんな理由だけであなたを見下して自分が優れてるアピールして気持ちよくなってたんだよ」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/dullchan-comics_jp_5c5ab060e4b0cd19aa94896d

『女の子に「私にはパワーがある。ガールパワーがある。だから自分のことは自分で決められる」と思わせてくれる。「私は強い子。その強さを使って人に親切にしなくちゃ」と思わせてくれるのが…テイラー・スウィフト』(アマヤちゃん、7歳)

https://www.newsweek.com/im-seven-year-old-swiftie-heres-why-taylor-swift-role-model-girls-like-me-opinion-1919851

お父を殺して、私を殺して、二人の娘も殺して…。日本軍は私たちを殺しに来たと考えたほうが辻褄が合うかもね。
※大城貞俊「一九四五年 チムグリサ沖縄 月」(さきがけ文庫)

「住宅政策は社会的弱者のためではなく、業者や投資家の利益のためのものになった」(建築家・山本理顕氏)
※8/3/2024、東京新聞「能登の町並み残されるか、日本の未来に関わる」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/331395

「ぼくは二十一歳で奇跡的に帰還したんだけど、こんな苦しみは顔だけ見たのではわからない。人殺しのためにインドシナに行っていたなんてことはね」
※「世界映画俳優全史 男優編」(教養文庫、1977)

「社員に休まれたら困る状態を改善しない会社が悪い」(古田新太)
※「逃げるは恥だが役にたつ」より

日本政府は強制収容した外国人被害者に謝罪していません。…治安維持法の被害者にも、空襲被害者に対しても同様です。戦後日本は民間人の戦争被害を放置してきたのです。
※8/14/2024、東京新聞<社説>記憶を育て戦争に抗う
https://www.tokyo-np.co.jp/article/347369

割られた頭、切り取られた腕や臓器、腹を割かれ、中の胎児が見える女性の全身も。上官に連れられて入った標本室に並ぶ瓶には、人間のあらゆる部位がホルマリンに漬けられていた。
※8/14/2024、東京新聞「惨劇731部隊 戦争の事実 知らないのは危険」