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Tシャツの季節…ではない【勝てるワーク挑戦日誌#05】
こんにちは。南です。
ついに3月も残すとろ半分になってしまいました。大変だ。
ギプスの締め切りまで、全力疾走しなければ!
まず、前回はただ勢いで必殺技を羅列してしまい、失礼いたしました。
楽しかったのですが、体力がもちませんでした…トホホ
デザインの必殺技は、前田デザイン室で「デザウィンカード」という名で、既に制作されています!(私は持っていませんが…泣)
あくまで素人なりに、一生懸命考えてみたので、大目に見ていただければ幸いです。
というわけで、今回のワークはこちら。
勝てるワーク05:「センスの筋トレ」
センスがわかる!
①PinterestでセンスのいいTシャツを集める。
②「センスがいい」を言語化する。
③センスいいTシャツをデザインする。
・期限:1週間
こちらのワーク、勝てるデザインに収録されている例が秀逸すぎて、どうすればいいのかとても困ってしまいました。
Tシャツは元々好きですし、大学時代、文化祭でTシャツのデザインを任されたりしてました。けど…「センス」って言葉がつくだけで、急にハードルが高くなるような気がしてしまう。
まあでも、だからこそのワークなんだろうな!と考えなおして、自分の感覚に正直に取り組むことに。
Tシャツ100枚みれたかな
まずはセンスのいいTシャツ集め。
Pinterestで色んなTシャツを収集し、半分くらいをzozotownさんで集めました。数の指定はありませんが、他の方のを参考に、100枚集めました。
私はモノトーンばかり着るタイプなので、集めたものもほとんど白地Tシャツになってしまいました。途中で柄物も選ぼうと思ったのですが…
今回はただただ自分の直感に頼ろうと思ったので、そのまま突き進みます。
なぜセンスがいいのか
次は言語化です。難しいけど楽しい言語化。
集めた100枚のTシャツを何度も見返しながら、私は三つの点で「センスがいい」を言葉にしてみました。
①センスがいい=配置が凝っている
![](https://assets.st-note.com/img/1647493959346-b1ydhP4zxA.png?width=1200)
白Tが多かったので、デザインがどこにプリントされているかという点に目がいきました。
まず左のもののように、ポケットをいかしたデザイン。この手のものには目がないのですが、ポケットの使い方もさまざまです。
このTシャツは、まるでポケットの中に猫が住んでいるかのようで、遊び心いっぱいです。想像力をふくらませるという点にも、センスを感じます。
次に真ん中。前回の必殺技でいうセンターオブポツンの配置です。
こういったイラスト系も大好きですが、イラストの場合、センターを合わせるのがとても難しく思います。
このTシャツは、見事に中央に配置されて見えるので、すごいなあと思いました。少しでも右や左に位置すると、また違ったメッセージ性を持ちそうです。
最後に右のものですが、やっぱりバックプリントってかっこいいなあと。
それにこれは、ブランドロゴを少し傾け、はみだし気味に配置しています。こういった枠を無視したデザイン、自由な感じがあってとても好きです。
ロゴやイラストの形によって、はみだしかたを検討しているんだろうなあと思います。
白Tは、まさに真っ白な画用紙のようで…ロゴやイラストのデザインはもちろん、それをどこに置くのかで世界観がかわるなあと思いました。
②センスがいい=線の太さがちょうどいい
![](https://assets.st-note.com/img/1647495367235-qAkrmvyW4t.png?width=1200)
デザインについての言語化をどうすればいいか悩み、線の太さという部分に着目してみました。
画像に選んだ3枚のTシャツは、デザインが一色であるという共通点があります。こういった単色デザインも大好きです。シンプル大好き。
Tシャツデザインということで、線の太さは実際にプリントしてみないとわからない点があると思います。ブランドのロゴでいえば、ロゴの大きさと線の太さは直結すると思います。
遠くからも近くからも、ある程度の視認性を保てる線の太さ…いやこれって、Tシャツに限ったことではないのか〜
イラストにおいても、テキストにおいても、少しでもウェイトが軽かったら?という想像をしながら見ていました。他のTシャツデザインもです。
そうか、線の太さがちょうどいいというより、太さのバランスがいいなのかもしれませんね。
③センスがいい=色使いがうまい
![](https://assets.st-note.com/img/1647495384050-Y7TtXcWnMM.png?width=1200)
単色好き、シンプル好きの私ですが、色に関しても勉強はしています…
デザインベスト10を選んだ時もそうでしたが、やっぱり彩度低めがすき。
ただ、ここで選んだTシャツは、色の選択もそうですし、使い方がうまいなあと思いました。
左のTシャツは、髪の毛と服の色が、まるでしりとりのように繋がっています。
真ん中は、色のつくところをゴールドにすることで、一気に統一感。
右のは、イラストの色とも、Tシャツの色とも合っている青緑のベタ塗りカラーが、色味の架け橋のようになっていると思いました。(この色が好きというのもある)
色数が限定されていて、トーンが合っていて、全体につながりを感じる。
そんな色使いが好きみたいです。
Tシャツ作りじゃ!
いざ、Tシャツ作り!とはいっても、何をテーマにしようか…
人にプレゼントするには少し自信がないし、今の自分にピッタリで、できれば意味のあるものを作りたい…
となると、もうひとつしかありません。
そう、ギプスです。笑
(ここまでくると、私生活でなんの楽しみもない人間のようですが、ちゃんと生きているつもりです)
正直、ひとつひとつのワークが想像以上にハードで、あんな決意表明をしておきながら、断念する道に迷い込みそうになっていました。
だけど、周りの挑戦してる方々がすごいんです…8人以上いってるんじゃないかな?と思うんですが、みなさん勢いがすごい。
それに、もしこの中で誰が参加するorしないとなっても、ギプス挑戦!という目標をもって、いろんな人とつながれた今がすごく楽しいので…
この感覚を忘れないためにも、今できるデザインをしようと思いました。
それからもう一つ、ちょうど前田デザイン室で、二回目のマエダテレビが開催されたところでした。現場の皆さんが着ていたTシャツ…あれいいなあと思ったんです。一体感が生まれますよね?(着たかった…)
まだギプスを装着できるかわからないけど、もしそうなったら!今がんばっている皆さんと一緒に着たいな…💜なんて妄想をしながら、テーマを決定しました。
A案:シンプルメッセージ
![](https://assets.st-note.com/img/1647613757171-HBALAUjCND.png?width=1200)
「ギプス装着中」などストレートな日本語にするか迷い、少し洒落た感じを出そうと英語にしてみました。
英語にするとまさかの”ギプス”という単語が入らなくて、入れるか散々迷ったのですが……隠れギプス的な意味合いをこめて、そのまま”cast”の単語を使いました。
文字を並べたあと、そのままにするかまた悩み…
少しわかりにくいかもしれないけど、ギプスと汗、炎のイラストをプラスしています。この方が、ギプスっぽくなったというか、しっくりきたので、こちらにしました。
B案:トレーニングガール
![](https://assets.st-note.com/img/1647613756365-uSCobyKXde.png?width=1200)
絵を描けるわけではないけど、どうしてもイラストTを作りたくて…
トレーニングしている女の子を線画で描いてみました。テキストはノリです。デザイニングという言葉はあるのだろうか?
こちらの絵も、ギプスを装着させるかさんざん迷いました。これに関しては、完全に私の画力の問題です。なかなか満足いくイラストにならなかったので、透明ギプスを装着しているということになっています。
ちなみに、こちらは色使いを意識しました。
一色でもいいけれど、目をゴールドにして、ポイントにしてみました。できればここだけ刺繍にしたいなあ〜(という妄想)
C案:想いあふれる
![](https://assets.st-note.com/img/1647613758345-vMVGeqtAgo.png?width=1200)
こちらも大好きなポケットデザイン。個人的には一番気に入っています。
実はこの案は無い予定でした。
元から案はひとつかふたつでいいかな?と思っていたのです。ただ、上のふたつの案では、テーマであるギプスを全面的に押し出せませんでした。
やっぱり、日本語でデザインしたい。でもスキルのない私にとって、日本語をセンスよく魅せるのは至難の技…
そこで、言語化したのを思い出しました。配置だ!と。
どこに文字を入れればいいだろうか、いや、なんと入れようか?と書き出していくと、ワードが次々とあふれてきます。どうしようかと悩み、これまで浴びてきたデザインの中から、お菓子の詰め放題のような文字の詰め方を思い出しました。
コレだ!!
ということで、このデザインは生まれました。
ポケットの位置を左胸(心臓と言われてるところ)に配置すれば、”想い”という意味づけもできるんじゃないかと考えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1647615264720-0zbTQDVyqe.png?width=1200)
シンプルな白Tにプリントしたイメージです。
うーん、勝てるデザインの装丁にもある、紺のTシャツでもいいな。真っ赤はちょっと普段着にできないから、紺ならいけそう…
なんて引き続き妄想しながら、Tシャツ制作を終えました!
楽しかったあ。このワークのように「インプット→言語化→アウトプット」っていう流れ、すごく身になるなあと思いました。
当たり前のことではありますが、今回こうやってnoteに書きながらワークを進めているので(何日かにわけて)、レポートを書いてる気分というか?
やっぱり大事だなあと思いました。
【このワークでの学び】
・感覚を言葉にして、具体化することが大事。
・設計の部分に目がいきがち、見ためも分析が必要。
見ために対する分析が、本当にできないんだよなあ…泣
正直に、Tシャツのデザインを見ながらも(しっかりデザイナーさんがデザインしてるし、ツッコミどころある?)と思ってしまいます。
まだまだデザイナーの眼が養えてないんだろうな。もっと頑張ります!
そうそう、こちらのワーク、できれば自分がデザインしたものをプリントして、Tシャツに貼って出歩いてみよう!となっています。
プリンタが壊れてしまっているので、のちほどある「ダサいTシャツ」の時に、一緒に挑戦するつもりです。
サイズ確認ができないので…コンビニプリントかなあ〜なんて思いながら、次のワークへ!
【次回予告】チョキチョキチョキチョキ…ハサミは大好き!!