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ヨガ通信#31.今年もおさらい!熱中症のキホンと対策(2024年7月号)

こんにちは!
ヨガ講師の鍵谷美波です。

5月のヨガ通信のテーマは夏バテ対策―暑さに負けない体づくり―でした。

暑さがますます本格化してきそうな7月。
さらにジメジメと高い湿度が体力に追い打ちをかけてきそうですね。

今年も「熱中症」の基本と対策をおさらいします。元気な体で、楽しく・おいしく!夏を乗り越えましょう!

熱中症に注意したい環境は?

熱中症は、どんな場所・シーンで起こるイメージがありますか?

炎天下での部活やマラソン大会、
農作業中、夏フェス…?などなど、
屋外で発生する印象がつよい熱中症。

しかし、熱中症が発生する場所の3〜4割は「室内」なんです。

特に、暑さが落ち着きそうな“就寝中”は注意が必要で、日中の暑さや陽射しで建物の壁や天井に熱が溜まり、外が涼しくなっても室温が下がりにくくなっているため、寝ているあいだ気づかないうちに症状が進行してしまう“夜間熱中症”になりやすいです。

寝るときも可能な限りエアコンや扇風機で部屋を涼しく保ち、寝る前には十分水分補給をして対策を。

また、気温だけでなく湿度が高い環境も熱中症になりやすく注意が必要です。

どんな症状があるか、知っておきましょう!

軽症:現場での応急処置で対応

…立ちくらみ、めまい、大量に汗をかく、脱水症状によるこむら返りや筋肉のこわばり

中等症:病院への搬送が必要

…頭痛、気分が悪い、吐き気、嘔吐、体がだるい

重症:入院・集中治療が必要

…けいれん、意識が朦朧とする、手足が上手く動かせない、体がとても熱い

特に「頭痛」は軽度の症状と思われがちですが、すでに熱中症が進んでいるサイン。ズキンズキンとする頭痛は重症にあたります。

また、拭いても拭いても汗が止まらない、反対に汗を全くかかないなどの発汗の異常も熱中症にあたります。

たとえ軽度でも、上記の症状が見られる場合はすでに熱中症の可能性があり、早めに適切な対処をすることで重症化を防ぐことができます。


熱中症を防ぐ「水分補給」のしかた

熱中症にならないために大切なのが「水分補給のしかた」。夏に限らず、覚えておくとよいですよ😉

何を飲めばいい?

大前提として、カフェインを含んでいないものを。コーヒーや紅茶、緑茶など利尿作用のあるものは水分補給には適していません

日頃からお茶やコーヒーを飲む習慣がある方は、1日の中でそれと同じ量かそれより多めの水を飲めているか振り返ってみましょう。

夏場や汗をかきやすい環境では、水などの水分補給になる飲み物に積極的に変えるのもいいですね!

また、汗をかくときには水分と同時に体の中の塩分やミネラルも失われています。そのため水分と一緒に塩分やミネラルも一緒に補給する必要があります

特に運動中など、たくさん汗をかくときに適しているのがスポーツドリンク

ただし、スポーツドリンクは糖分も多く含むので、1日中飲むにはあまり適していません。食事でしっかり塩分やミネラルも摂れているなら、自宅や職場での水分補給には麦茶やノンカフェインのお茶がおすすめです。

“こまめな”水分補給って?

通常は「喉が乾いた」ときに水分を取りたくなると思いますが、「舌の上」が乾いた感じがあれば体が水分を失い始めているサインと言われています。

日頃、水分補給をあまり意識していないという方は「舌の上が乾いていると気づいたら水分補給」から始めてみるといいかもしれませんね!

睡眠不足や慢性的な疲労にも注意!

日頃の睡眠不足や疲れは、同じ環境でも熱中症を引き起こしやすくします。

暑い環境や脱水症状に注意することはもちろん、まずは日頃からよく寝て、よく食べて、力をつけておくことが夏を元気に乗り越える一番のコツ。

寝る前には、ヨガや簡単なストレッチをはじめ、本を読んだり、好きな音楽を聴いたりして、ぐっすりと眠るためのご自身なりのリラックス習慣を楽しんでくださいね。

今月のちょこっとコラム

6月、秋田に引っ越して1年になる友人宅にお邪魔してたこ焼きパーティーをしました!

実家はホットプレートはあってもたこ焼き器はなく、「家でたこ焼き」は私にとっていつまで経っても珍しくてワクワクするもの。テーブルの上でみんなで一緒に作って食べるって、想像しただけでとっても楽しくていいですよね。

チーズやキムチ入り、大葉を入れたのもおいしかったなあ…。

本場のように(?)ご飯と一緒には食べませんでしたが、きゃっきゃ言いながら次々と焼いていくうちにあっという間にお腹いっぱい!

皆さんはお家でたこ焼きの習慣、ありますか?🐙


今月も最後まで読んでくださりありがとうございます!
noteでの更新が遅くなりすみません🙇‍♂

8月号もお楽しみに!
へばな〜!🌻

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