#13 2024年9月19日は【MINAMI VIOLIN RECITAL】でございました。
ご来場くださった沢山のお客様、行けなかったけど応援してたよ!という皆様、共演くださった大伏啓太さん、お世話になった全ての方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました✨
さてさて、このリサイタルは、監禁コンクール(#2〜#10参照)として世界的に名の知られたエリザベート国際音楽コンクールの入賞記念として、そしてボストンにてニューイングランド音楽院を修了し、学士号・修士号を取得した記念として開催いたしました。
時を戻そう🌀シュパッ
リサイタルの1週間前からピアニスト大伏氏とのリハーサルがはじまります。初めての共演でしたが、会ったその日からパンを食べながら「米不足」について語り合いました。音楽はもちろん社会問題にまで深く踏み込んだ実に有意義な時間を過ごしました🌾
リサイタル2日前のリハーサルでは、おむすびを食べながら、「酷暑と異常気象」について語り合いました。ちゃんとリハーサルもやりました😳❤️🔥
大伏氏とは実は10年前に出会っています。共演することはなかったのですが、当時彼のテクニカルなパフォーマンスに衝撃を受けました。今回ご縁を戴けてとても光栄です。
そしてリサイタル当日。会場は銀座王子ホール。こんなキラキラした都会のド真ん中でリサイタルだなんて、ウキウキワクワクです。ホールの響きもピアノの状態も、スタッフの方も本当に最高。開演直前モニターを覗くと沢山のお客様が見えて、私のテンションも最高潮。
大伏氏と共に舞台に踏み出します。
拍手で迎えていただき、前半は
ドヴォルザーク/ヴァイオリンソナチネ作品100
ヒンデミット/ヴァイオリンソナタ作品11-1
コルンゴルド/組曲 から騒ぎ
をお届けしました。ドヴォルザークもヒンデミットもコルンゴルドも、アメリカにゆかりのある作曲家です。アメリカで6年過ごした私と何だか重なるところがある気がします。
ドヴォルザークのソナチネは言わずと知れた名曲ですが、日本であまり知られていないヒンデミットやコルンゴルドの作品が好評を得て、大変嬉しかったです。
そして後半は、
シベリウス マズルカ、ロンディーノ、ワルツ 作品81
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番 作品47
をお届けしました。シベリウスはフィンランドの作曲家です。シベリウスの小品は日本でもっと演奏されても良い愛らしく美しい作品だと思っています。是非お客様にご紹介したくてプログラムに加えました。
そして‼️最後は‼️ドイツ‼️
ベートーヴェンの傑作‼️クロイツェル‼️‼️‼️
ヴァイオリニストとピアニストが極めて対等に向き合いひとつの音楽を作り上げる、緊張感溢れるスリリングな展開の名曲です。これまでにも何度か節目となるタイミングで演奏してきましたが、今回はさらに大人な解釈のMINAMIをお届けしたくて頑張っちゃいました。
クロイツェルはこれから先もずっとこだわりを持って取り組んでいきたい作品です。またどこかで皆様に聴いていただけますように…..
ということで、リサイタルのオフィシャルプログラムは終了です。お客様の温かい拍手に、準備していたアンコール2曲をご披露しました。
ワーグナー / アルバムの綴りから「ロマンス」
クライスラー/ドヴォルザーク スラヴ幻想曲
これで本当にお終いです。お客様の優しい眼差しに胸熱くなりグッときてしまいましたが、最後は笑顔でと決めていたので名残惜しい気持ちをニコニコに変えて皆様にお別れしました。
次回日本でのコンサートは、12/21 江副リクルート財団さまのスカラシップコンサートです!
そして、明日10/1からYouTube始めます!
登録してくれたら飛んで喜びます🤲
読んでくださってありがとうございました。
See you soon!
2024年9月30日 クロンベルクのベンチにて
MINAMI
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