瀬戸内かわいい部 尾道フォトウォーク

名称未設定-1 10/21 瀬戸内かわいい部 のプレ活動として「尾道フォトウォーク」に行ってきました。カメラ片手に、尾道のかわいい景色やお店をさがしにれっつらどん。
画像2 岡山から電車で約1.5時間。駅を出ると商店街では「尾道ビールフェスタ」が行われていました。ロゴのデザインがかわいい! 商店街いっぱいに瀬戸内&全国からあつめた地ビールのお店が並んでいて大賑わい。おつまみの「おのみちサルシッチャ(レモン/バジリコ/ブルーチーズ)」がすごく気になった…!▼おのみちサルシッチャ http://onomichi-salsiccia.com
写真_2018-10-23_12_55_22 ランチは「こめどこ食堂」さんで。海が見える窓辺のテーブルで、お魚のランチ。雲ひとつない快晴でよかったー!きもちいい!そしておいしい!
画像4 瀬戸内のおさかなのオイル焼き。パリパリでおいしい。
写真_2018-10-23_14_29_35 デザートの小さなお茶菓子。コロンとしたフォルムがかわいい。深い青のお茶のうつわもすてきです。
画像6 さーて、いよいよ尾道のこの急な階段道をのぼっていくよー。尾道は海岸線に連なる山の斜面にできた街。急な坂道や階段、ぐねぐね入り組んだ迷路みたいな小道の間に、かわいいお店や文豪ゆかりのスポットが点在しています。
画像7 階段をあがるときのおとも。瀬戸内のレモンをつかったレモンスカッシュ!!ビールフェスタの合間でゲット(さすがに飲みながらこの坂道に挑む胆力はなかった)
写真_2018-10-23_12_58_33 尾道には一度来たことがあって。そのとき訪れて一目で惚れ込んでしまった場所にもう1度来ました。
写真_2018-10-24_7_14_43 ▼梟の館。尾道の入り組んだ路地の、さらにちょっと奥まった場所にある、秘密基地のような古民家カフェ。蔦の絡まる館のたたずまいはとてもレトロで、どこか不思議な心地よさやあったかさが漂っています。満月の夜には完全予約制のワインの会「観月夜会」もひらかれているという話。
写真_2018-10-23_12_57_43 そして、梟の館のまわりには、「尾道イーハトーヴ」とよばれる、廃墟・古民家をリニューアルしてできあがった独特のエリアがあります。これはアーティストでもある梟の館のオーナーが始めた活動で、素敵な眺望を持つのに家主を失い朽ちていくばかりの廃墟群を丁寧にリノベーションし、美術館・バー・カフェなどに生まれ変わらせました。それらが不思議な魅力と暖かさを持つ、人を惹きつける価値ある場所となり、総称「尾道イーハトーヴ」と呼ばれているのだそうです。
写真_2018-10-23_12_58_24 梟の館からもう少しのぼると、見晴らしのいい場所でこんな風情ある建物に出会いました。▼ゲストハウス&カフェバー「みはらし亭」。元々は大正10年に建てられた築100年の別荘!絶景が望める別荘建築。30年近く空き家になっていましたが、2015年に空き家再生プロジェクトのひとつとして手が入り、ふたたび人を迎え入れる場所に生まれ変わったそうです。
写真_2018-10-23_12_55_26 「みはらし亭」の再生の際、プロジェクトの担当者が注目したのが、尾道の茶園【さえん】文化でした。「茶園」は、一般的には茶畑をさしますが、尾道では古くから「お茶を楽しんだり、客人をもてなしたりする別荘」のことを茶園と呼びました。
写真_2018-10-24_7_53_16 港町として賑わった江戸〜昭和初期、土地の名士たちは眺めのいい坂の上に意匠を凝らした別荘建築を建てお客を招き、尾道独特の茶園文化が花開きました。みはらし亭もそのひとつで、このときもその文化にならって台湾茶のイベントが行われていました。▼みはらし亭 http://miharashi.onomichisaisei.com
画像14 急な上り坂も後少し。ひいこら言いながら「千光寺」の坂を登っていくと、ついにこんな景色にたどりつきました。瀬戸内の絶景ーーー!雲ひとつない空!気持ちい!!
画像15 よき眺めを見てちょっとだけ休憩したら、こんどは下り道。帰りは「猫の細道」を通りました。
画像16 「長い年月をかけて、角がとれて丸くなったねこです」まあるい人間でありたい。
画像17 「あなごのねどこ」ゲストハウスと、カフェと、本屋さんと、ギャラリーがずーっと奥まで続く、ふしぎな空間。奥に入って行ってみると畳にコタツのくつろぎ空間が横手に見えて大変心惹かれました。▼あなごのねどこ http://anago.onomichisaisei.com
画像18 ずーーーっと奥まで続く廊下。ちょっと学校みたい。
画像19 廊下を抜けた先の小さな中庭にあった小さなお店「本と音楽 紙片」。ちょっと詩的な店名と灯にとても惹かれる…。紙片という店名は、「本と音楽がぼくのそばに寄り添ってくれていたように、 必要としている人のそばにそっと寄り添うものであってほしい、ふと出会った紙切れのように、自分や誰かにとって大切なものであってほしい、ひとひらの紙切れのような場所でありたい」という思いが込められているそうです。▼紙片 http://trokkisk.wixsite.com/teraokakeisuke
写真_2018-10-23_12_55_19 「創作ジャム工房 おのみち」さん。ちょっとヨーロピアンな店構えとコロコロした小さな瓶のディスプレイが可愛かったです。
画像21 商店街の中でもひときわ存在感をはなつ「ゆーゆー」さん。銭湯・大和湯さんを改装したカフェ&ショップで、中は昔の浴場や鏡、荷物棚などがのこされていて、昔懐かしいレトロな雰囲気を感じながら過ごすことができます。日が暮れて表の戸口が閉まると「男」「女」の文字があらわれて、より銭湯感が高まります。▼ゆーゆー https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340302/34001841/
画像22 町歩きの途中で見つけた、とてもカラフルな暖簾のかかった戸口。おもての表札を見るに、デザイナーさんの事務所?
写真_2018-10-22_13_48_09 ぶらりぶらりと町歩きをして、時刻はもう3時。お茶するために、商店街を抜けて海岸通りへ向かっていたら、ふっと気になるお店が。大きなガラス窓にならんだ民芸のうつわ。店内の様子を見るに、夜がメインのカフェバーとか??
写真_2018-10-22_13_44_14 お店の入り口に回り込んでみたら、ロゴのデザインがすごくすごく好みでした。とてもシンプルで潔い、なのにほっこりとしたあったかさがある…!
写真_2018-10-22_13_46_52 ちょうど準備中で入れなかったけれど、すごく気になったこのお店は「荒神堂専門店」。2018年にできたばかりのお店で、スパイスの効いたカレーの専門店なのだそう。店内にならぶうつわの中には、このお店オリジナルの小鹿田焼もあるのだとか。ああ、こんどはオープンしてるときに来てみたい。夜の雰囲気もよさそうだなあ。
写真_2018-10-23_12_55_00 フォトウォークの最後は「やまねこカフェ」の名物やまねこカフェラテで〆。そして、お茶をしながら今日みつけた尾道の「かわいい」をみんなで共有。話すたびに「そんなところがあったんだ!」という発見がまたあって、まだまだ知らない素敵なお店や場所があることを知って、また尾道に来たくなりました。▼やまねこカフェ https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340302/34001184/
写真_2018-10-23_12_55_15 ひさしぶりに訪れた尾道で見つけたのは、「かわいい」のかけらと、自分の町を楽しく愛せる町にしようと取り組む人やおみせと、きれいな海。こんなきもちい空気が流れる町なら、きっとこれからどんどん楽しいことが起こり出す。そんな雰囲気を感じさせてくれる町でした。また来るね尾道、すてきな時間をありがとう。

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南裕子|レトル
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