見出し画像

TCC賞展2019

2019/8/10

記憶がふるすぎて、、、やっぱり記録ははやいうちにしないと、ぽんこつなわたしにはだめだなあ、、、、

ってことなのですが、受賞作品の簡単な紹介をしていこうとおもいます、、、、

ちなみに、TCC賞とはコピーの最高峰を選ぶTCC(東京コピーライターズクラブ)主催の広告賞。らしい

その受賞作品の展示がアド・ミュージアム東京で行われていた。

グランプリは、麻生哲朗(TUGBOAT)による三井住友カードの企業広告「奇妙なモノを持ち歩いてるもんだ お金ってなんなんだろう」

各国では急速にクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスが浸透しており、2015年時点で韓国では90%近く、中国では60%の決済がキャッシュレスで行われている。

しかし、日本ではいまだに18.4%。高い造幣技術等によって現金に騙されたことがない日本人は、現金への信頼度が非常に高いのである。

そんな日本人になげかけた「お金ってなんだろう」。それは多くの人が現金に対して抱いたことがない感情であり、新しい感情であった。

そして、

最高新人賞は辻中輝(電通)による、パイロットコーポレーション フリクション「書いてダメなら、消してみな。」

誰もが知っているフリクションボールペンの「書いて消せる」機能を、若手芸人のネタを書くというシーンで使用。

書いたネタを消して削っていくことで、どんどん成功していく芸人。そんな頑張る人たちを支える商品というイメージを消費者に与えた。

新人賞には、内田未来(サステナ) 誕生学協会/ティーンズエンパワメントプロジェクト「けっして我慢をしないように。」(「デートDV_避妊拒否」篇)

わたしはこれよりも、「デートDVのすべて」篇のほうがすきだった。

それは、「デートDV_避妊拒否」篇が女の子が苦しそうで、見ているのがつらかったのと、妊娠しているか不安になるきもちも、妊娠して吐いてしまうという経験もないので、あまり共感できなかったからだと思う。

啓発動画なんだろうけど、啓発動画はあんまり見ていて楽しいものではなくて、恐怖訴求されるのはあまり良い気持ちにはなれない。

それとはちがって、「デートDVのすべて」篇は様々な恋人同士のちいさなトラブルが、言葉と映像で陳列されており、付き合ったことがあるひとのほとんどが経験したことがある気持ちが表されていた。

そして、高校生たちの笑顔だけじゃない表情たちが、なんとも言えない気持ちになり、ずっと見ていたくなった。

あのリアルな高校生たちの配役いいなあ。

そして、関係ないけど制服の紐のようなリボンってみんな好きだよね。

大学時代のあかりの卒制でも使ったなあと思って、わたしも青春な気持ちになってしまった。

もしよければ、予告編しかないけど見てね。また、みんなで映画撮りたいな〜〜

そして、審査委員長賞には、河西智彦( 博報堂)による幸楽園の企業広告「2億円事件。」

これは、年末年始の幸楽苑の休業を誰もが知っている「三億円事件」に例えたもの。

パッと見て、誰もが「ん???」っと読んでしまうし、ユーモアがあっていいなあ。

ほかにも、審査委員長賞に河西智彦( 博報堂)による幸楽園の企業広告「2億円事件。」のほか、久山弘史 (ワイデン+ケネディ トウキョウ)、米村大介(電通デジタル)。

新人賞に、高橋祐司(カヤック)、歓崎浩司(電通)、小島翔太(博報堂)、吉田洋晃(電通)、内田翔子(TBWA\HAKUHODO)、姉川伊織(電通)、今井容子(博報堂)、久我佳太(電通テック)、小山真実(電通)、田中裕二(TBWA\HAKUHODO)、福岡郷介(電通)、堀井沙也佳 (ビーコンコミュニケーションズ)、阿南由貴佳(グレイワールドワイド)、高阪まどか(電通)、早坂尚樹(電通)、久間恵子(博報堂クリエイティブ・ヴォックス)、鈴木智也(博報堂)、藤曲旦子(電通)、真子千絵美 (電通)、河野正人(電通中部支社)。

などなど、いっぱいいるのだけれど、全員書いていったら今日が終わってしまいそうなので、ここでおしまい!

あっ、あとついでにアドミュージアム東京にはじめていったのだけど、

古いグラフィックが好きだから、けっこうこっちも面白かった!

やっぱり亀倉雄策のオリンピックのポスターはかっこいいし、杉浦非水はかわいいなあ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?