私の変態の父 #0 ーIntroductionー
私(女性)が中2の時母が病死した。酔った実父が私を後ろからはがいじめにして首筋から手をつっこんで乳房を揉んだ。30年経って本人家族親族に事実を言えた。
父「非難されてやりきれないが我慢する」
姉「あんたが不幸なのはお父さんを許さないから」。
今孤立。くやしい。
妹「お父さんとの楽しい思い出はないの」
姉「人間関係はすべて鏡の法則だから、あんたの態度がお父さんに写ってるだけよ」
叔父「ただのいたずらだ」「(性虐待の自助会について)あんなの傷のなめあいだろう」
父「おまえの健康を毎日仏壇に祈っている」
叔母「わたしだったら一生秘密にしてるのに」。
当時父は、毎晩酔っ払って、笑いながら「小さい小瓶を買っていつも首からぶらさげておこう。中に青酸カリを入れて、嫌なことがあったらすぐ死ねるように。」とよく言った。姉も妹もおらず私だけに。でも父は結局死ななかった。
姉「(父が私の胸を揉んだことを)親戚にも言いふらして、もう気がすんだでしょ」「お父さんは、この状態を我慢してるんだよ?」「『鏡の法則』だからね。お父さんとの氷が早く溶けるといいね😊」
死ねって思った。
性虐待についてどう思うか、姉妹、死んだ母の姉妹(私の叔母)たちに質問してきたが、返事は「ごはん食べてる?」「あなたのことをみんなでずっと心配してるのよ」「夕焼けがキレイ、サラダが美味しいって、早く感じられるようになるといいわね」
死んだ母方の叔母に「当時、もし私が叔母さんに性虐待があったと打ち明けていたら、私の父親に、本当にやったのか、確認してくれましたか?」と虐待から30年たって質問していたが返事がないので、最近問い詰めたら、視線をそらし「そんなこと、(私の父に)聞けないわ」。
姉「お父さんはそのときお酒飲んでいて覚えてないのに、かわいそう。」「娘の胸さわったくらい、性虐待とは言わない」「お父さんを加害者っていうなんてひどい」
姉「あんたもかわいそう、同じようにお父さんもかわいそう。どっちもかわいそう」姉の頭ではきっと監護者わいせつの加害者と被害者が同列で、自分は中立を保っていて公正だと思っているのでしょう。その旨を伝えたけど無視されました。
姉「(ここ数年で)あんたがまた性虐待、性虐待って言い出しから、また鬱が出てきたなあと思った。」
姉「あんたに幸せになってほしいからお父さんを許せと言っただけ。」「もしお父さんが路上で他人の女子中学生の胸に手を突っ込んで揉んだら、私はその娘の家に行って、あなたの幸せのためにうちの父を許せって言う」
姉「でも、その娘の幸せを本当に望んでいる訳じゃないから、言いには行かないかな、家族じゃないから」「あんたは家族だから、幸せになってほしいからお父さんを許せって言ったんだ」「(私がその考え方は異常だと反論すると)異常って言わないで!異常って言葉を使わないで!私だって尊重されたい‼︎」
以上の記載は、いまから5年前の2018年夏に、私がアカウント名 minami から当時のTwitter の #私が父親を嫌いになった理由 に連投したツイートです。
このとき、私は50歳。被害にあってから37年経過していました。遅ればせながら、生まれて初めてTwitterをはじめ、その数年前からバズっていた#私が父親を嫌いになった理由 というタグを見つけ、
「家族からわいせつ行為、性行為をされた人が、こんなにたくさんいるんだ」
と知ったのです。
衝撃でした。いままで私が信じていた社会は、まったくの虚構だった、だから何かがおかしかったのだと、謎がとけた気持ちがしました。
そのときまで、テレビ、新聞、書籍のみを情報のソースとして生きていた私は、「性的虐待」なんてテレビでも紹介されないほどまれなことで、特別に悲惨な状況の家庭でのみ起こることであって、私が育った家のように一見特に問題ない父親がやったことは、そんな悲惨なことに当てはまるはずはない、と思っていたのです。
なぜなら、
「私の家は普通だから」。
しかし、この後さらに数年かけて、私は私の家族が異常だったということを、小さな事実を積み上げて、理解していくことになります。
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