90年代コギャル文化、真似する頃には現地では紺ソクブームが始まってるような僻地
今日もコムスメの就寝が22時をまわってしまったこともあり、今日は書くのやめちゃえって思ったんだけど、またnoteに向かってみる。
寝かしつけ終了後は、昨日途中でやめていた「SUNNY」の続きを見る。ごめんなさいねこれもまた引き続き三浦春馬作品見る期間の都合で再生してるんだけど、これは思いがけずとてもよい映画でした。
90年代のコギャルたちの様子とか、懐かしすぎる音楽とか、すごくよかったです。。。(あとそんなにたくさん出ないけど春馬の出方とか人物設定とかも最高でいいよ、、、)
しかし実際の私にとって彼女たちは「いたいた!ああいう子たち!」っていう懐かしい女子高生の様子ではなくて、あくまでテレビや雑誌で見てただけのこと。身近にそんな女子高生たちがいたわけではない。それは、コギャル全盛期はわたし自身の少し上の年代だったから、ということだけでなく、単にそのコギャル文化がわたしの住む田舎には来てなかったから、ということにすぎない…。
テレビとか雑誌ごしでみていた遠い都市の流行が、地方都市ですらない田舎町の女子中高生に届くのは結構遅くて、「ルーズソックス」とか「あの学生カバン」が簡単に手に入るようになる頃には時代遅れになっちゃっているような、、、そんな感じだったと思う。
マスメディアのおかげで、遠い街ではじまる女子高生たちの文化は、ちゃんと僻地にまで届いてたんだなあ。よく言われているように、その逆はなかったけれど。
本当は遠い街の一部で起こっている小さなムーブメントなのに、まるで「そうでなきゃいけない」「最上級にカッコイイこと」みたいに伝えられて、そうじゃないわたしたちは誰からも「ダサイ」って思われちゃう、、、って思わされちゃう仕組みだったんだろうなあ。
かれこれ20年くらい経ち、状況は大分変わってきてる。ローカルはカッコイイし、ローカルのカッコよさは全国に、世界に、届くべき人に届けることができる。
いろんなカッコよさ、かわいさ、素敵さが、人それぞれに成立する。ありがとうインターネット…!
(でも電磁波には怯えている…)
でもSUNNYのコギャルたちはなんだかとてもかわいくて愛らしいよ…