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【感想】映画「えんとつ町のプペル」(ネタバレ含む)
公開3日目に見てきました
結論 泣きました
やっぱり親子愛っていいですよね。
2年に渡り、 西野さんを応援してきたからこその感慨もありますが、それをなるべく抜きにして感想をまず述べます。
よかったところ
最初の10分ぐらいのアニメーション、サウンドは思わず見入ってしまう素晴らしい映像美。そして、ルビッチとプペルが偶然出会ってからのドタバタ活劇はコミカルで目が離せなくておもしろかったです。
えんとつ町の壮大なスケール感の描き方は本当によかったと思います。ラピュタの鉱山の描き方と似てる部分も感じますが、もっと精緻ですごかったです。
おしゃべりスコップは、オリラジ藤森慎吾さんが声優なのですが、声がキャラにぴったりで、一番好きになりました。えんとつ町の核心に迫る部分を彼がどんどんしゃべります。そして、人間なのか、メカなのかよくわからないキャラデザインも面白かったです。
ルビッチとプペルの声優は素晴らしかった。これ以上ないピッタリ感でした。
ブルーノとプペルの姿と重なる瞬間はぐっときて泣けました。
ブルーノを志の輔師匠にお願いしたというのは本当によかったと思います。
正直いまいちだったところ
プペルの一番の名台詞のシーン
「あの煙の向こう側を誰か見たのかよ。誰も見てないだろ?だったらまだわかんないじゃないか」
ここのシーンは、船を準備しているルビッチたちを異端審問所や街の人たちが取り囲んで人だかりを作ってるのですが、僕の頭の中で「なんでこういう状況になったんだろう」という疑問が浮かんでいる状態で、このセリフを言われたので、なんかいまいちビビっと来なかったです。予告編が良すぎたので、逆に期待値が高すぎたのかな。
あと、以前ミュージカルを観た時も感じたところですが、やっぱり腐るお金の説明のところが冗長に感じました。なぜえんとつ町がこんな世界観なのかを説明するために必要なのはわかりますが、映画ではもう少しうまく話の流れで説明されるのかなと思ったら、スコップがベラベラしゃべるという演出でした。西野さんがこだわってるポイントなのはわかりますし、今後の展開のために必要な部分だったのかなとは思いますが(スピンオフでここが物語になる可能性もあるのかな)、もう少しストーリー展開で説明されるとよかったのかなと思いました。
異端審問所の怖さが自分の中ではあっさりしていたので、もう少し描いてくれるとよかったのかなと思います。
アニメだし、ファンタジーなのですべてを説明する必要はないのですが、バランスですね。自分がほぼストーリーを知っている状態だったから、フラットな見方を出来ていないのかもしれませんが。
もう一度見たい
これまでオンラインサロンやブログで2年ぐらい追っかけてきた西野さん。彼のすごさは理解しているつもりで、たくさん楽しませてもらいました。フランス旅行でお会いすることもできました。先日のWinWinWiiinではやっぱりこの人面白いなと思いましたし。この映画でぜひ世界に羽ばたいて欲しいという願いを込めて、もう一回見に行きたいなと思っています。