赤い公園への思いを綴らせてほしい。
こんなことをつぶやいていた。赤い公園が大好きだから。
「アイドルネッサンス」が解散した石野理子ちゃんと、ボーカルの佐藤千明ちゃんが脱退した赤い公園の化学反応。出会わせたのはルネのオリジナル曲を提供したBBB小出さん。2018年ビバラロックのステージで新体制を初お披露目。死ぬほど驚いたし、わくわくしてぞくぞくした。ルネファンだった私は解散で落ち込んでいたけれど理子ちゃんの歌唱力と表現力の素晴らしい才能を、米咲さんの力によってアイドルとは違う形で表現されることに興奮していた。
18歳の元アイドルが、ボーカルが脱退した赤い公園にボーカルとして電撃加入なんて、そんなかっこいいことあるかよ。
米咲さんが「終わらせてたまるか。ここからが面白いところ。」と言っていたのが最高にかっこよかった。
「消えない」は物足りなさや違和感を表現して、もがきながら新しい道を進もうとする決意が感じられた。
こんな所で消えない
消さない
「終わらせてたまるか」の気持ちがみなぎっていた。
「夜の公園」は間違いなく石野理子ちゃんが歌うための曲だと感じて
誰にも見せない部屋着から
ちゃんとした部屋着に着替えてる
こんな切なくて微妙な恋心を表現する歌詞が本当に天才だった。
赤い公園のライブに行くことを楽しみにしていた。
どうしても生で聴きたかった。
SNSで誰かが「新体制の赤い公園は海街diaryみたい」と言っていた。いきなり家族になった末っ子の妹へ愛情を注ぐ3人のお姉ちゃん、4姉妹の空気感を見てみたかった。
訃報を知った時は「なんで?」しか出てこなくて苦しかった。未だに整理はできていない。悲しい気持ちを吐き出せばきりがないし涙出てくるからやめる。
米咲さんの苦しみと、残された3人の苦しみを想像するだけで息ができない。
そんな中で、昨年末、Spotifyが2020年まとめをしてくれた。
今まで経験したことのない先の見えない特別な1年を支えてくれたのは赤い公園だった。
「消えない」という米咲さんが決意をして作った曲だった。感謝しかない。この1年を一緒に過ごしてくれてありがとう。
BBB小出さんをベースに迎えて出演するはずだったCDJが中止になった。
今3人がどんな気持ちで、どんなことを考えて、これから先どうしようと思っているのかはわからないけれど、2020年を支えてもらったファンとしてはどんな決断をしても応援するし、支えていきたいと思っている。
米咲さん、ありがとう。赤い公園、これからもよろしくね。
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