職員M氏のヒヨコロ参戦と後悔
皆さまご無沙汰してます。職員Mです。
時が経つのはあっという間で、前回奇跡の入賞を果たしてから早くも次の大会が宣言されてしまいました。
何故でしょうか、回を追うごとにしんどくなっていくテーマであります。
タイトル通り職員M、ここに再び参戦を表明いたします。
もう飛び道具に頼らなくても良いということは前回身に染みて理解しました。道具は飛んでもいいが鋭利さが無いと勝てません。誰にも刺さりません。
私は練習も兼ねてこのnoteに短編小説を書き連ねて参りました。別のところで非公式大会も参加しました。それは手癖の発散、字数縛りがメインの訓練でした。
面白いを突き詰めてこそ私であり、上位入賞を狙う為の武器であるとも認識しております。
さてさて、そんな中私はひとつ後悔していることがあります。
それは春夏秋冬を書き終えてからしばらく、届かぬ片想いをテーマにした曲をYouTubeで探しているときに、ふとカレンダーを見て気が付きました。
私は元カノに振られてから1年以上が経っていました。
何故振られた時に小説を書かなかったのか!!!
職員M一生の不覚!
人間はプラスマイナス問わず、感情の振れ幅が一定を通り越した時に小説を書くべきだと認識していたはずの私にとってあり得ない愚行!!
あの時のリアルタイムの劣情が、熱情が、ニートでも何でも養ってやるという覚悟とそれを打ち砕かれた瞬間の名状しがたい滾りが、何故文章に起こせなかったのか!
それがあれば、そのクソデカ感情が、今必要だと言うのに!
全ては己のプライドが招いた愚行だった。
もっと早く吹っ切れていれば良かった。時は戻ってくれない。仮に時が戻ったとて同じ愚行を繰り返すだけだろう。
やはり友達としてしか見れない
恋人ではなく友達関係に戻って欲しい
それが彼女の出した結論だった。
一方的に惚れ、告白して成功した側の私は泣く泣く別れの要求を飲むしかなかった。
ゴネてゴネて結論を先送りにしてもお互い不幸になるだけだ。
もちろん恨みなどは無い。全力で愛した女である。
振られるのならば、こちらから愛情が無くなったという訳ではないのならば、振られる方が本望だと電話で伝えた。その後に泣いた。
今でも元カノの幸せは祈っている。
だがそれ以上に私が幸せにならなければ割に合わぬ。
ここに再度宣言する。
私職員Mは持てる武器を磨き上げ、妖怪や魔物や龍や天使やケダモノを相手に正々堂々殴り込みに参戦することを誓います
これから全ての過去を精算する作業に入る。
恨み妬み嫉み、振り返ればそんな思い出ばかりである。
大変苦しい作業になるだろう。メリークルシミマスとは私の為にあった言葉かもしれない。
だがやる。
やるからこそ傑作をお見せしたいと思う。
職員M氏にご期待ください