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地域課題を地域で解決するための勉強会~地域減災分科会~

今年は最後となる地域課題を地域で解決するための勉強会~地域減災分科会~へ。

前回2グループに分かれ議論をしていこうということになったので

①要支援者の対応

②楽しみながら参加する防災訓練

の2つのグループで話し合いをはじめる。

①要支援者の対応では、各地域によってバラツキはありながらもまずは「把握」することが大切であると一致した。

ではどのように把握をしていけばよいか?

「民生委員さんと情報共有はできないか」、「地域の皆に一人一人聞き込みをしていく必要があるのではないか」といったさまざまな意見がでる。

そして、把握ができたとしても次は「だれが助けにいくのか?」という問題がでてくる。

地域の自治会役員や班長、民生委員、中学生や高校生にも有事の際には協力を求めてもよいのではないか、そんな意見もでていた。

把握の仕方、サポーター、避難の仕方これらは地域によって当然違ってくる。

ただ、さまざまな取り組みを共有することで自分達の地域にあった方法を見つけやすくなるだろう。

時間の制約がなければ話しは延々と続きそうだったが、結論は次回の勉強会に持ち越しとなった。

②楽しみながら参加する防災訓練に関しては、最近市内のあちらこちらの電柱に設置してある浸水の注意看板に注目した。

勉強会のメンバーですら「知らない」人がいる。これはせっかくの防災意識を高める取り組みが伝わっていないのではないか?

既存の看板は40箇所設置してあり、今後も増える計画もあるということなら、なまりんを使ってイベント化して子どもたちにも防災に興味をもってもらってはどうだろうか?

費用もかからず、集まることもなく、飲食を提供するわけでもないので、コロナ禍でもできるだろう、そんな話しになった。

いくつか懸念材料もあるのでできるかどうかの確認をし、実施日などは次回の勉強会へ。


参加者の皆様の活発な意見交換がなされている裏で職員さんたちのファシリテーション能力も会を増やすごとに高くなっており、勉強会もどんどんよい方向に向かっていると感じている。

私は勉強会で形になったものをいかに実行していくかに全力を注いでいきたいと思う。

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石井亮英
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