「売却」か「賃貸」か

おはようございます。吉川美南不動産の石井です。

先日、吉川市内の店舗付き住宅の売却の依頼を受けました。現在は販売活動の準備をしています。

そのお客様は「貸す」か、「売る」か迷っていたのですが、メリットデメリットを考えた結果「売る」という選択をしました。

不動産は需要と供給で価格が決まりますので、人口減少していけば当然、空き家空き地が増え、不動産の価格は緩やかな減少傾向が見られてくるでしょう。

相続税対策と謳い、乱立しているアパートもありますので人口減少に伴い家賃も下がってくると考えられます。

そうなると時間の経過と共に不動産の価値としては減少に転じる可能性が高い。

さらに、貸した場合は家賃の減少、建物の老朽化による維持費、万が一の事故事件などを考えるとリスクが高いとも言えます。

戻ってくるつもりがある場合は、定期借家契約でないと揉める恐れもあります。(更新をせず、期間の定めのある契約の仕方)

普通賃貸借契約では正当事由がないと貸主からの更新拒否及び契約解除は認められません。

このように売るか貸すかどうしようか考えるときは、将来のことを見据えながら何を優先するかをしっかりと決めていくことが大切です。

売却を決めたお客様は、「今」売却することを選択しました。

間違った選択をし、あとから後悔しないよう、迷ったときはお気軽にご相談ください(^^)

判断の材料になる情報の提供をさせていただければと思います。