不動産豆知識
今日は単位のこと。
土地の大きさは「㎡」や「坪」で表す。
㎡は分かるかと思うが、坪だと分からないと言われることがある。
100平方メートルは 10m×10m。
ちなみに車の駐車スペースをとるときは2.5m×5mを確保していることが多い。
1坪の目安としては約畳2帖分と説明する。(正確には3.30578512平方メートル)
畳にも種類があるがここでは縦1.82m×横0.91mのものを基準としている。
㎡数から坪数にする計算は、正確には「0.3025」を掛けると、坪数がでる。(一般的には1坪3.3㎡と換算されることが多いがこれは四捨五入された値)
なので100㎡は 100×0.3025=30.25坪となる。
坪数から㎡数への計算は「0.3025」で割ると㎡数がでる。
30坪は何㎡?
という質問をすると100㎡と答えてしまう方もいるが、計算してみると実は
30÷0.3025=99.1735…㎡
となり、30坪ピッタリという物件は実は100㎡なかったりする。
面積の基準などがある補助金や軽減措置の計算をする場合なんかはしっかり㎡数も坪数も確認するとよい。
不動産の表示に関しては、「面積を表示する際は平方メートルを単位にすること」と決まっているので坪数だけということはないかと思うが念のため。
他にも土地の長さで使われるものが、
1尺=0.166666間=0.303030m
1間=6尺=1.818181m
1m=3.3尺=0.55間
建物では、
1間=1.82m
1m=0.549540間
となり、土地と建物で換算式が少し違ったりする。
土地の坪計算は上記のとおりだが、建物は
1坪=3.3124㎡
1㎡=0.3019坪
と計算される。
なので100㎡の建物は30.19坪となる。
なので、少々ややこしい。
ただ、小数点以下の数字までかけて建築の費用を計算される場合は少しでも安い方がよいかとは思うので参考にしてみてはどうだろうか。
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