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住まいを購入するタイミングとは?
先日ご来店いただいたお客様からのご相談です。
「物件を見すぎて決められません!どうしたらいいでしょうか…?」
割りと多い相談かもしれません。
物件の購入のタイミングは人それぞれです。
そんなときは初心を思い出して見てくださいとお伝えさせていただいています。
家がほしいと思った動機です。
「結婚をしたので新居がほしい」
「家族が増えて手狭になったので今より広い住まいがほしい」
「家賃がもったいないから購入したい」
「年齢も年齢だし購入しておきたい」等々…
いろいろあるかと思います。
後悔しない決断をするためには、「なぜ家がほしいのか?」という答えを明確にもち、優先順位をしっかり決めておくことが大切です。
一件だけ見て購入される方もいれば100件見ても購入できない方もおります。
たとえば、
「今の家が手狭になったので、4LDK以上のお庭のある一戸建てで子どもたちにのびのび暮らしてもらいたい。小学校に入学するまでに、○○小学区で、月々10万円の支払いの範囲で家を購入したい。できれば南道路で駅から近い方が良い」
という希望があったとします。
ここから優先順位をつけます。
①学区
②予算
③大きさ
④時期
⑤駅からの距離
⑥日当たり
と、仮にこのように順位をつけ、③から④までクリアできている物件がでれば購入しようといったように家族で予め相談しておくことです。100%クリアできる物件もなかにはあるかとは思いますが、条件がよくなれば良くなるほど値段も高くなるものです。
ある程度決めておけば物件が出たときにすぐに申し込みなり、行動に移すことができます。
ですので、予算が無限にある人を除き、時期を決めて物件探しをすることが良いのではないかと思います。いつ購入をしても「もっといいものが出るかもしれない」という考えはでてくるものですし、良いものが出れば考えますという方は、いざ物件が出たときに購入の準備をしっかりしていた人にスピードで負けてしまう可能性が高いです。
そして、あまり時間をかけすぎてしまうと、家賃がもったいないという動機だったのに結局こんなに買えないならもっと高くても買っとけば良かった…という方や、子どものためにと思って買ったのに大学に上がったら1人暮らしになり一緒に住めた期間は数年だった…なんて話も聞きます。
一生にそう何度もない買い物なので決断はとても難しく慎重に考えないといけませんが、準備をしていれば後悔しない買い物ができます。
おそらく、たくさん物件を見てきたお客様はダメな物件は「買わない」と即決できると思います。
ですので「この物件迷うなぁ」と思える物件はある程度希望を満たしている物件なのではないでしょうか?
あと一押し背中をおしてもらう材料がほしいということであれば、お値段の相談、交渉をしてみてまとまれば購入する、だめならやめると決めてみるのも一つの方法です。
なにもせず悩んでいるうちに売れてしまうというのが一番もったいないです。
購入する、購入しないの判断材料の提供はできますので、迷ったときは不動産コンサルタントでもある私にご相談いただければと思います(^^)
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