出逢いと別れ

２月に入った。

この時期の不動産業界は新生活に向けて人が動くので繁忙期だ。

３月末に動けるよう１月、２月に諸々の手続きをする。

賃貸での動きの方が活発かと思うが、売買がメインの当店も引き渡しの準備が数件ある。

遠くに引っ越してしまうとなかなかお会いすることができなくなるので、密に連絡をとっていたお客様であればあるほどさみしいものだ。

逆に引っ越してきてくれるお客様とはこれから関係がスタートする。

この業界はリピーターとして何度も取引するようなものではないので、一度取引が終わるとなかなかゆっくり話をする機会がない。

それでもリフォームや住まいに関する何かのきっかけで連絡をくれることもある。

ありがたいことだ。

期待に応えるということは持続することなのかもしれない。

取引をさせてもらったお客様からは、遠く離れたところにいたとしても、困ったとき一番最初に思い浮かぶ不動産屋さんでありたい。