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災害ボランティアセンター立ち上げ訓練

令和2年度吉川市災害ボランティアセンター立ち上げ・運営訓練に自治連合会の会長という立場で参加した。

災害発生時、混乱した状況下と対策要員が不足した中で、被災者の生活を支援するためにはボランティアの積極的な協力が必要不可欠である。

いつ起こるかわからない災害に対して、迅速かつ円滑に対応するため、平常時からボランティアの受け入れから振り分けなどの初動体制における一連の流れを実施し、より実効性のある体制を構築していく。

そして、災害対応力や意識向上とともに、訓練を通じて関係機関等との連携体制の構築や災害ボランティア活動をコーディネートする人材の育成等を行い、市内の被災者支援体制の充実強化を図ることを目的としている。

今回参加したのは吉川市社会福祉協議会職員、吉川市職員、吉川青年会議所、吉川市民生委員・児童委員、吉川市各自治連合会会長というメンバーだ。

訓練時間は午前9時~午後1時。
講義からはじまり、運営側の訓練、ボランティア側の訓練をやる。

講義は深谷市社会福祉協議会の荻原氏による「災害ボランティアセンターの役割」というテーマだ。

全体を通して、恥ずかしながら知らないことばかりだったので今回の訓練はいろいろと勉強になった。

特に注意が必要だと感じたことは、「ボランティアを名乗りながら作業したあとに金銭を要求される」という事件が後を絶たないそうだ。

災害で困っているところをさらに追い討ちするような卑劣な人間がいることが悲しい。

災害ボランティアセンターで管理ができればそんな被害者も減らすことができ、必要なところに必要な支援ができるようにもなる。

今もまだボランティアが必要な地域がある。吉川市もいつ災害がやってくるかは分からない。

これを機に有事の際にしっかり機能するよう普段からしっかり訓練を続けていきたいと思う。

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