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自治会の役員改選の時期。

毎年1月は自治会の時期役員、班長を決める。

私のいる自治会は各班ごとに班長と役員を出してもらっている。班によっては人数が少ないため、私が一本釣りをするときもある。

各班の回覧板を回す順番で持ち回りが原則なのだが中には班長、役員をやるなら自治会を辞めますと言われてしまうこともある。

その場合は次の方が早く回ってくることになる。一度辞めた会員さんは戻ってくることはほぼないので班長役員さんがまわってくる周期が短くなる。

そうなると、続けてくれている人たちの負担が大きくなってしまう。

負担が増えてくるとどんどん班の人数が減ってきてしまう…

という、どこの自治会も抱えている負のスパイラルが私のいる自治会でも起きている。

もともとは地域の人たちが自発的に集まり、自分達のまちのことは自分達でよくしていこうと出来上がった組織であったはずだが、それは我々よりちょっと上の世代のお話なのだ。

私自身、会長という立場でなければここまで真剣に取り組み、悩むことはなかっただろう。

そして、会長職でなくなったらまたなにもなかったかのような日常に戻ってしまう気さえしている。

だからこそ、私が在職中に持続可能な仕組みまではつくっていきたいと思っている。

嫌々やる組織ならなくしてしまった方がいい。

捨てることで得られるものもある。

自治会の枠を越えた新しい組織を考えていきたいと思う。

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石井亮英
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