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不動産は縁もの

おはようございます!吉川美南不動産の石井です。

「空いている土地がたくさんあるけど、待っていれば売りにでたりしますか?」

地域を限定して物件を探されているお客様からよくされる質問の一つです。

回答としては、「出る可能性もあります。ただ、いつかは分かりません。」としか言いようがないのが現状です。

私自身も、同じことをいつも考えています(^^;)

明日にでも売りにでるかもしれない可能性もあれば、10年以上でないこともあります。

結論から申し上げますと、「期限を設け、優先順位をつけ、あるものの中で決断する」ことが良いのではないかと感じます。

家を買いたいと思った動機によるのですが、賃料がもったいないということや、子どもたちの環境のためといったようなことであれば早いに越したことはありません。

もっと良い物件がでるかもしれないという気持ちはいつ買っても思うものです。100%の希望を満たしている物件を探しているうちに子供がもう自立してしまったなんて話も実際にあります。

探し始めて数年たつとどんどん妥協できなくなり完璧を求めてしまうことがあります。そんなときは一度初心に戻り、何のために家を買うのか?についてもう一度考えてみることをおすすめします。損はしたくないと思いますが、損得だけでの判断ではないですからね(^^)

美南地区に関しては、だいたい所有している地主さんは知っておりますので、売るかどうかをきくこともありますが考え方は様々です。

「高くてもいいなら売ってもいいよ」

「先祖代々の土地を私の代で手放すことはしない」

「子どものためにとっておく」

「税金払えなくなったら、少しづつ手放す」

「2年に一度100坪ずつ売っているよ」

「老後のためにとっておく」

「アパートか店舗でも建てて収益をあげる」

「まだ売らない」

などなど。

そんな地主様が売りに出すタイミングとして多いのはやはり「相続」を意識したときかと思います。

不動産は現金と違い、相続人に分けて渡すことが難しいですし、換金に時間もかかります。

元気なうちに売却し、生前贈与するというケースもありますが、何も準備せず相続が発生することもあります。

なので、なかなか時期を予測というのは難しいです。

ただ、売却の前には「査定」の相談はあるものですので、これから高い確率で売るかもしれないということは分かるかもしれません。

「不動産は縁もの」と言われる由縁ですね。

みなさん、駅から近い、陽当たりが良い、整形地であるといった条件がそろっている方がよいと思いますが、皆が良いと思うものは当然お値段も高いです。

家を買うことはゴールでなくスタートです。小さい、大きい、高い、安いで家族の幸せが決まるものではありません。

10人いれば10人違う考えがあっていいんです。

今お探しのお客様でなかなか決められない方がおりましたら、「何のために家を買うのか」を今一度家族で掘り下げて考えてみてください。

物件を選ぶ選択肢が増えるかもしれません(^^)

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石井亮英
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