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素直さと強く欲しいと思うこと

住まいの売却&新築購入を同時に進めていたお客様の取引を無事に終えることができた。

初めの相談は「雨漏りを直してほしい」というリフォームの相談だった。

しかしながらお話を伺っていくと、お子さんの成長に合わせて住まいも手狭になってきたこともあり、住み替えも検討されているとのこと。そうなってくると話も変わってくる。

話し合いを重ねいろいろな選択肢を考えつつ総合的に判断した結果、極力早い段階で住まいを売却し新築を購入しようという話になった。

その他にも今動いた方がよいという事情があとから重なってきたということもありすぐに動き出すことに。

俯瞰的にみても既存の建物の築年数や間取り、これからかかるであろうコスト、子どもたちの教育環境などを考慮するととても良い判断だ。

持てる人脈をすべて使い具体的に話をいただいてから約1ヶ月で自宅の売却と新築の購入を同時に行った。

売却と購入を同時に進めるのは関係者全員が流れを理解し、スケジュール通りに動いていただく必要があるのでなかなか難しいものだが、お客様の迅速かつ柔軟な対応のおかげで全てがうまくまとまった。

今回もそうだが、何年もこの業界にいると感じることがある。うまくいかない人は何をやってもうまくいかないが、どんなに難しそうに見える案件でもサラッとうまくいく人がいる。

この差はなんなのかと考えると、今のところ「素直さ」と「欲しいと強く思う」ことなのだと感じている。

ここでいう「素直さ」というのは関わる関係者を信頼して任せること。ある程度方向性が決まったらあとはプロにお任せするという覚悟にも似た勇気だ。

なので人選びが非常に重要だ。疑ってかかった方が良いときもあるが、ある程度の人間関係が構築されている場合は、ちゃんと把握しつつも任せるところは任せるというスタンスがよいだろう。

「欲しいと強く思う」こととは常に優先順位を高くすること。

一生にそう何度もあるわけではないのが不動産の取引。日々の仕事や休みの予定などやりたいこともあるだろう。そんなこともあり、ついつい後回しに考えてしまう人が多いが、もしそれで手にはいる予定だったものが手に入らない、決められた期日に間に合わないとなってしまうと大きな損害を被ってしまう可能性がある。

家を買うときくらいは何よりも家のことに集中するということができればよいのだと思う。

そうすれば巡りめぐってきたチャンスを確実につかみとることができるだろう。

今取引中だったり、これから住まいを購入するという方がいたらぜひ参考にしていただければと思う。

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石井亮英
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