リーダー像

職場環境がコロナによって一変した。

宿泊業に携わっているので、コロナの影響はさけられなかった。

しかし、環境の変化にいちばん大きな影響をもたらしたのが

リーダーの態度であった。

コロナの影響が大きく出始めた2020年3月、私は今とは違うリーダーの下で働いていた。そのリーダーは今はいない。

何故いなくなったか。

コロナの影響による業績の低迷を部下の責任にし、会議の度に恫喝を繰り返し、挙げ句の果ては決起大会を開くといいだし、部内の全員を強制的にその場へ参加させ、飲酒の強要をし挙句は部下の不甲斐なさを嘆き、その場の参加者に対し叱責を繰り返した。

このことが本社の耳に入り、パワハラが認定され敢えなく転勤となった。

他の事業所より新たなリーダーが配属されたが、このリーダーも結局は同じで、現在の環境の悪さは、前のリーダーの責任であるという態度をとり、本社から言われていること以外は、メンバーが問題視していることも我関せず、何か問題が起こると前のリーダー同様部下の責任にした。

この事ばかり述べるとただの愚痴となってしまうので、この体験からの気づきを述べたいと思う。

リーダーに大切なことは大きく2つあると感じた。

1 現状の課題を発見しそのボトルネックに対し改善を図ること。

2 有事はフォローミー、平時はアフターユーの精神

言えば、コロナのような緊急事態では、俺に着いてこいと前面に出てメンバーを牽引しなければならないと思う。その上で、メンバーが仕事に専念しやすい環境を整える事。これしかないのではないだろうか?

だから、営業部で例えるなら、部長が必ずしも営業のエキスパートでなくても良いので、上記の行動をして欲しい。

必要なのは自責の精神ではないだろうか?

そのほかにも必要なことはたくさんあると思う。

個々のメンバーに対して傾聴力が大切であるし、

聞いたことを改善し実行に移す行動力も必要だろう。

コロナによって今までの常識が通用しなくなっている

そこで大切なのはやはり他責にせず、自責に考え行動することではなかろうか?

リーダーでなくとも、リーダーの視座を持ち、メンバーの為にチームに貢献し、その延長線上の顧客に対し価値を提供し、それが社会貢献に繋がっていく。

そういうものに私はなりたい。


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