Otherworldの意味
最近、数年前に読んだ本を引っ張り出して、読んでいました。
『レムリア アトランティス アヴァロンへの旅』
この本、確かよく目にする「レムリアとかアトランティスって何だろう?」って思ったのがきっかけで手に取った記憶があります。
で、今回はアヴァロンのところを読み返していたのですが、キーワード的な言葉を解説する箇所でアザーワールドの説明があったのです!
アヴァロンの伝統では、この世には3つの世界が存在します。
アザーワールドは、亡くなった人や先祖がひと時の間、静かなる休息につく世界です。
この世界で、魂は再び肉体を持つか持たないかを選択します。
−レムリア アトランティス アヴァロンへの旅 から抜粋
本に書かれている説明によると、Otherworldはそこで休んでから次の選択をする場所とされています。
その場所では安心して休めて、そして真剣に次の選択を(肉体を持つのか、持たないのか等)するための考える場所として提供されているよう。
想像だけど、そこは静かで穏やかで、安心して考えをまとめたり、休息できる特別な場所なんだろうなと思う。
でも、「ひと時」と書いてあるように長くはそこにいられない。
だからこそ特別なんだと思うし、真剣に向き合えるのかもしれない。
ふと、タロットもそんな感じがすると思いました。
心の中にある大事なことを相談する、気になるトピックについて質問する。
タロットから出されたヒントを考える、自分の中に入れ込んでみる、タロットからのメッセージを踏まえて次に自分はどういう風にしようか、いや、そうは言われてもやはり自分の考えはこうだ、とそんな風に自分のことを見つめる時間だったり、何かについて真剣に考える時間を持つことは、まるで魂を休めて次はどうするか考える場所であるアザーワールドみたいだなと。
そう、そもそもなぜ本の中に書かれていたotherworldという単語に反応したのかというと、わたしが今一番よく使っているタロットのデッキがPagan Otherworlds Tarotという名前が付いているのですが、そこにもOtherworldsの文字が!
確かPaganのブックレットにもケルトという単語を使って説明している箇所がありました。
あくまで1冊の本に書かれてあった説明だけでの印象と解釈だから、ケルト的な本来の意味でのアザーワールドとは少し違ってくるかもしれないけど、わたしにとってはかなり印象的で深い発見になりました。
と、ここまで書いていて、今、ふと井村君江先生の『妖精の系譜』をパラパラとめくっていたら、otherworld的なことが書かれている章がありましたよ!
もう1回読んでみよう。
これはしばらくotherworldを探求しそうな感じです笑