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賢人の視点 生き方の本
生きることと死ぬこと、人生における運命と選択、愛を失うことと育むこと
パウロ・コエーリョ著 株式会社サンマーク2021年5月10日初版 24.7.2022 読了
行動とはつまり、思考の顕在化である。
感覚を研ぎ澄ませ、細部に気を配り、より直感的に物事と向き合うための技術を磨く必要がある。
ただし直感は修練によってではなく、技術を超えた精神によりもたらさられる。
十分な訓練を積んでこそ、必要な動作を無意識に行えるようになる。
自分の内面と動きとが一致する。
この境地に至るには、何度も繰り返し練習し訓練しなければならない。
私たちは誰しも、自分の内面にあるものしか示すことができない。
人間のおかしさ = 自己矛盾
まるで死ぬことなど考えずに生き、生きなかったかのように死んでしまう。
愛を持って見てみれば、共通点の多さに気づくはず。
それだけで、今日の世界が抱える問題の半分は解決する。
どんな矛盾があろうとも、悲しみや無力感にやられようとも、物事の根底は変わらないのだと思わされているが、希望だけは捨て去るわけにはいかない。
<<ペルシャの詩人ルーミー>>
人生とは個々に託された役目を担って、王国から他国へと派遣されるようなもの
<<重要人物マヌエル>>
打ち込むべき仕事があるのは幸せ。でも人生を忘れてしまうのなら、呪いでしかない。
<<自由人マヌエル>>
人生に何を費やしたか。夢にまで見た生活を得ることができたか。
彼は人生を歩んだ。しかしそれを生きはしなかった。
<<アラン・ジョーンズ神父>>
目に見えない壁を乗り越えるのに、愛、死、力、時間、4つの要素が必要。
<<哲学博士ヘンリー・ドラモンド>>
時が人を変えることはない。意思の力で人が変わることもない。
愛のみが人を変えることができる。
自らの経験や旅の中での出会い、様々な詩人や偉人の言葉、
宗教精神的な視点から生と死、人間の一生について語る。
世界の片隅の情景や社会背景を忍ばせながら、自らの思想を執筆している。
1ページの中に物語を詰め込む。
どれほどの人がその情景を脳内でイメージし、自らの体験と交差させ自らの糧にすることできるだろう。
逆もまた然り、旅で経験を1ページで表現することがどれだけ労力のかかることか。
重要と思っていることばかりだが、実際は取るに足りないものばかり。
もしくはその逆か。