【川崎町だより】〜ご近所初散歩〜
新居で迎えた2022年初めての朝。
キラキラ輝くひかりに誘われて、
朝ごはんもそこそこに外に飛び出しました。
除雪車に無造作にかき分けられた雪のかたまりが
なかから発光しているようなオブジェになっているのをみつけたり
どこまでも広がる白い大地と広い空にであって
今、こうして大好きな場所で生きていることに
あらためて感謝したくなりました。
「女の幸せは子どもを産んでこそ」
ずいぶんながらく、たくさん周囲から言われ続けました。
子どもが大好きな、わたし。
自分の子どもに恵まれなかった人生がむなしくて
子どもたちの声や、若い家族連れの姿に触れると
とても不安定になってしまう時期がありました。
でも、、
あるとき、母になれなかったむなしさを何かのはずみで
母ほどの年齢の生徒さんにボヤいてしまったとき、
「わたしは美奈子先生の子どもよ。しわくちゃだけど」
…その方が、いたずらっぽく微笑みながら
くったくなく、そうおっしゃってくださった瞬間、
もやもやした心の霧がぱああーっと晴れて、、
これまで、音楽活動をとおして
子どもたちだけでなく、こんな素敵な方々との
関わりをいただいていることや
物心ついて以来、音楽愛をたやさず生きいられてることが
とてつもなくありがたく感じられたっけ。
❄️ ❄️ ❄️
ザク、ザク、ザク…
澄みきった空のした、雪をふみしめ
ひゅうひゅうと音を立てて吹きつける風に吹かれながら
あの日のことを、ふと思い出しました。
朝のお散歩…習慣にしようかな☺️