中世ヨーロッパにおける、おどろきの音楽の分類法とは⁉︎
中世ヨーロッパでは、
音楽観を三つに分類していたそうです。
その分類というのが
スピリチュアルというかぶっとんでいるというか。。
その三つとは、、
●ムジカ・ムンダーナ(宇宙🌎の音楽)天空で繰り広げられている天体の動き、惑星の律動などによるもので、人が聴くことができない音楽。
●ムジカ・フマーナ(人間の音楽)とはいえ、これは人間の精神及び肉体が生を伴うなかで呼び起こす鼓動、バイオリズムによる音楽。私たちが通常捉えている音楽とは異なる、やはり通常、人が聴くことができない音楽。
●ムジカ・インストゥルメンタリース(道具の音楽)ここでいう道具とはひとの声も含む。現象として鳴り響き、人が聴くことのできる音楽。
ひとことに”音楽”とか”音楽とは”といっても
何をもって音楽とするかの解釈は、多種多様。
ある意味、最近までお母さんのお腹の中の”音楽(ムジカ・フマーナ)”を聴いていた小さな子どものほうが
本当の意味での”音楽”を、感覚的にわかっていたりするのかもしれません。
そのことを理解しているほんものの音楽家は
真摯に、全力で、子どものための音楽を作ります。
、、、、、
かなり人数をしぼって行っている
自宅atelier animaでの『大人のための音楽講座』。
その第82回目が、先ほど無事終了しました。
今回は日本の作曲家の子どものためのピアノ作品特集🎹
町田育弥、平吉毅州、三善晃という方々の作品を
ぜんぶで23曲、弾きました😊
お暑いなか、また、緊急事態宣言発令中のなか
おでかけくださった皆さんには、感謝しかありません🙏
そして、なによりも嬉しかったのは、皆さんから
「日本人の感性だからか…親しみをもってタイトルからもすっと世界に入っていけました」
「海外でも、これらの作品がもっとコンサートで取り上げられるようになるといいのに!」
「日本の作品、ステキですね。貴重な機会でした。今回参加できてよかった」
…というお声を、たくさん、、というより、
ご参加のかた全員から、いただいたこと☺️
そうなんです❣️
わたしが言うまでもないのですが
日本にも、たくさん素晴らしい作品があるんです✨
30年以上もの年月、音楽仲間でいてくれている
町田育弥Ikuya Machidaさんの曲も取り上げました。
彼の作品集『みみをすます』の表紙絵を
使わせてもらった(承認済)レジュメも好評!
「わたし、途中から(この建物の)外で遊んでました」
…そうおっしゃってくださった生徒さんのコメントが
幸せなリバーブをまとって
からだに響いています💖
そんな本日のYouTube【🌳聴く森林浴🌳】はこちら⤵︎
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