【川崎町だより】〜ピアニストの手〜
雪が降り積もった日曜日☃️
お昼を過ぎてもまだ気温はマイナスのままだけど
雪遊びをする子どもたちの元気な声が響いています♫
川崎町に来て、いちばんわかりやすく変わったのは
手✋かもしれません。
土をいじったり、冷たい水を触ることが増えて
あかぎれはないけど、カサカサ、皮剥け、、
いっちょまえに、家事をしてる人の手になりました☺️
「先生の手は、とてもきれいですね」
千葉にいたとき、最高齢の89歳の生徒さんは、
よくそんなことをおっしゃってくださいました。
でも、その方にお伝えしたいのです。
ここに来て、その時より自分で好きだと思える手になりました、と。
、、、
ありのまま、にまさる美しさはないと思っています。
新緑には新緑の美しさがあって
紅葉には紅葉の美しさがあるように
20歳には20歳の美しさがあるし
60歳には60歳の美しさがある
その二つはそれぞれ違うもので比較するものではないし
ひとつの“基準”を満たしているかどうかは、関係ない。。
年相応の美しさのほうが
若くみられる種類の美しさよりも、
個人的には、共感できるのです。
森の植物がのびのびとある姿をみて
山が毎日その表情を変えるのをみて
気持ちいいな、美しいな、と思うのは、
わたしたちは美に対するそんな感性を、
もともと持っているからではないでしょうか。
わたしの手は、今の生活を映しだしてくれている。
だから、愛おしさを感じるのです☺️
、、、
背伸びしなくていい、とか、
頑張らなくていい、とか、
そんな消極的なことではなくて
自分で、ありのままの自分を信じることの大切さ。
本心から目を逸らさず、勇気をもってまっすぐ生きることの尊さ。
…を、いつも胸に抱いていたいと思う日々です。
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