こじらせシングルマザーが出来あがるまで⑧
父親は母親以上に忍耐が必要である。と私は思う。
『ママじゃないと子供が寝ない』
『俺が休みの日にお風呂入れると泣き出す』
『俺に抱っこされていてもママの方ばっかり見ている』
こんな理由で育児をママに丸投げしているパパが多くないか?
胎児の時からママの声を聴いているから。
ママの母乳を飲んでいるから
日中はママとずっと一緒にいるから
こんな理由だけで丸投げするのはよくない。
ずっと一緒にいるから、ママを好きなわけではない。ママが一生懸命一生懸命自分の事を考えてくれているのが子供もわかるから好きになるのだ。
昨日は着替える時に大泣きしたから、明日は好きな音楽を聞かせながら着替えさせてみよう。
ウンチの背中漏れが多いから、少し背中側をキツめにはかせてみよう。
寝る時は真っ暗より少し明るい方が寝やすいみたい
おっぱいの後のゲップが出にくいから、体勢を変えてみよう
お風呂入れる時間は授乳する1時間前が一番機嫌がいいかも!
ドア閉める音で泣くから、このドアはそーーっと閉めよう
ママの頭はフル回転だ。
一生懸命考えて、工夫して、考えて、工夫して育児を見つける。子供にそれが伝わっていると私は思う。
外に仕事に行ってるパパはこの考える時間をつくれないのは分かる。が、それならパパのパパとしての仕事は機嫌の良い時だけの遊ぶのでは足りない。機嫌の悪い我が子の【泣き声に忍耐強く耐える事】が必要だ。
休日の丸一日を泣き声に耐えろというわけではない。パパだって仕事で疲れているであろう。だが、あなたは子供のパパなんだから、
我が子と一緒にお風呂に入るときくらい。
休日に寝かしつける時くらい。
オムツを変えている時くらい。
ママがお風呂に浸かっている時くらい。
ママに頼らず子供の泣き声に耐えてみたらどうだ!!!!!
とクレヨン野郎に言ってやりたい。
クレヨン野郎は私の恋人で、息子の父親、3人で暮らしているが私とクレヨン野郎は結婚していない。(詳しい関係は過去記参照)
『俺は痛みや風邪に強い。』
これがクレヨン野郎の口癖だ。
『昔からケガして血がでててもへっちゃらだった。』
『よく会社の奴らが風邪ひいたんで休みますとか言うけど、俺は風邪ひいても休んだことなんか無い。病院なんか行かなくても、風邪ウイルスをコントロールして自力で治す。』
まぁ身体が丈夫なことは良いことだね。
その意地を泣いてる子供にも使ってくれると嬉しいんだが・・
余談ではあるが、
妊娠初期8週目の私に、クレヨン野郎はマイコプラズマというやっかいなウイルスをうつしやがった。
ウイルスに耐え忍ぶのは自分だけにして欲しいものだ。