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マルチタスクに限界を感じたら #人生に効く昔話の処方箋

仕事もプライベートもやることが多いと

ついつい同時並行で色々やっちゃうよね。

マルチタスクは脳に良くないというニュースを見てもやめられない。

イギリスの昔話「かしこいモリー」では、主人公の女の子モリーが王様に次々に無理難題を言い付けられる。最初は人喰いの大男の刀を盗んでくるように、次には大男の財布を、3度目には大男の指輪を盗むようにと命じられるのだ。

昔話の主人公たちは、いつもシングルタスク。

昔話は、元々口で語られ、耳で聴く文学として伝わってきたので、話の流れが真っ直ぐ一直線なんだよね。出来事も同時多発的には起きない。

モリーは王様に無理難題を言い付けられる度に

「やってみます!」って言って出かけてミッションを成功させてくる。

忙しくやってんのに進みが悪いな、と

マルチタスクの限界を感じたら

ひとつひとつのタスクを

昔話のように一直線に並べて

ひとつずつ片付ける。

まず大男から刀を盗み、それから次に大男から財布を盗み、といった具合にね。

複数の仕事を同時にやるより、1つのタスクに集中した方が集中力も高まる、っていう研究もあったよね。モリーが危機一髪、人喰い大男から逃げられたのもシングルタスクの集中力のおかげかも。

マルチタスクをやめたら

かしこいモリーになりきって

「やってみます!」って言いながら

めでたしの結末に向かって一直線

ひとつひとつ片付けていこ〜!



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