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いきなり成功する人のひみつ #人生に効く昔話の処方箋

成長フェチで

自分が成長することも、他人の成長を見るのも好き。

もっともっと、と学びたがって、私なんてまだまだです、という。

そんな私とあなたは

いきなり成功、いきなり幸せを自ら遠ざける病。

必要な処方は、日本昔話「間のいい猟師」。

とにかく間のいい男の話。

お祝いに招かれてもご祝儀のお金がない貧乏な男だけど、土産にしようと

弓を射れば鴨が群れごと捕れ、転んで草を掴めばウサギと山芋も一緒にとれる。

狩りに出れば、イノシシが勝手に穴にはさまり、

酔っぱらって弓を射れば、盗人に当たって手柄となる。

努力しなければ成功できない

成長しなければ幸せになれない、という呪いに

いつの間にかかかっている私たちから見たらびっくりだ。

昔話には、試練を乗り越えて成長し、幸せになる話もたくさんある。

一方で、努力も成長もしないで、そのまんま成功したり、幸せになる話もたくさんあるのだ。

成長するのもいいけれど

成長しなくったっていいんだよ。

眠ったまんまで、王子が来るならそれも良し。

いきなり幸せになる人は

いきなり成功する人は

努力しなくても、成長しなくても

チャンスが来たら「ハイ、どーも」って受け取る人。

自分、まだ未熟者なんでっ!って言って辞退しないんだよね。

偶然、上手くいったってOK、間がいいのもOK。

道端で、突然、小人が助けてくれてもラッキー。

ありのままで、そのままで

いきなり幸せになっていいって知ってると

いきなりやってくるチャンスもそのまま受け取れる。

努力しなくても

今のまんまの

あなたも私も

本当は

間のいい男で

間のいい女。

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