恋愛が続かない人はどうするの? #人生に効く昔話の処方箋
昔話に訊けば
何でも答えが出ると思ったら大間違いですよ、と
言いながら処方箋をお渡し。
日本昔話「つる女房」と「月見草の嫁」をブレンドでどうぞ。
ご存知「つる女房」は、男が助けたツルが嫁になって立派な反物を織り、恩返しするが「覗いてはいけない」と伝えたにもかかわらず機織り姿を男に覗かれてツルになって去るお話。
「月見草の嫁」は、歌のうまい牛飼いのところに、歌に惹かれた月見草がやって来て嫁になり仲良く暮らすが、男が牛用の草を刈る時に一緒に月見草を刈ってしまい嫁は死んじゃったというお話。
難しいと言われるアラフィフの婚活に成功する人は、自分の取扱い方を分かりやすく提示する人だ、という結婚相談所の人の談話を見た。
つる女房は「機織りしている時は覗いたらダメ」と自分の取説を説明したのに、男が守らなかった。
月見草の嫁は、自分が月見草だから刈ると死ぬことを夫に言っていなかった。
西野カナじゃなくても自分の取扱い説明書は、きちんと提示して、守ってもらわないといけないんだね。
それが恋愛や結婚生活、人間関係全般を長く続けるコツということかな。
まずは
相手が気付かずに自分を刈らないうちに
きちんと取扱説明書を手渡そう。
ちなみに私は、夫に
「ひとりだと寂しくて死ぬが
ひとり時間がないとやっぱり死ぬ」
と取説を提示している
裏の林から来た
タヌキ嫁です。
山から来たあなたも、
どうぞお早目に。
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