チームビルディングってどうするの? #人生に効く昔話の処方箋
達成目標は決まった、さぁチーム作りだ。
はて、チームビルディングってどうすんの?
ご存知、昔話「猿かに合戦」は
蟹の持つおにぎりを羨んだ猿が、柿の種と交換したのだが、いざ柿の実がなったら美味しい柿は独り占めし、蟹に青柿を投げて怪我させたので、怒った蟹が仲間を集めて猿に仇討ちしたという話。
蟹は、臼と針と蜂と栗に「俺は猿の奴に酷い目にあったから、仇うちしたいのでついてきてくれ」とそれぞれに頼み、きびだんごをやっている。
チームというか、傭兵部隊感があるが、いずれにせよ最初にひとりひとりに「目的」を明確に示して人を集めている。
蟹は、臼を戸口の軒にのせ、針を畳の上に立たせ、蜂を火吹き竹の中に隠し、栗を囲炉裏の灰の中に潜らせた。迷いのない適材適所での配置。
寒い寒い、と帰宅した猿は、針を踏んで足を刺し、囲炉裏の火をおこそうと竹を吹いて蜂に刺され、灰の中からはねた栗に当たられ、逃げようとした戸口で落ちてきた臼に押しつぶされた。
チームビルディングに必要なのは
目的や方向性の共有、明確な役割の決定、目標達成に必要なスキルを持つメンバーだ、と言われるが
まさに「猿かに合戦」はその条件を満たしている。皆が連携して活躍し、目標達成。
いまいち結果出てない時は
チームに
どれか欠けている。
柿でも齧りながら、
蟹になったつもりでチーム作りを考えてみよう。
栗が足りないのか?
臼の配置が違うのか?
はたまた?
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