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daraz
自分にどんなビジネスが出来るか知りたい時は #人生に効く昔話の処方箋
ご存知、「わらしべ長者」。
藁しか持たぬ主人公が、出会う人と持っている物を交換し続けて、最後には長者の娘婿になるお話。
主人公は、道で拾ったわらしべを
束ねていない蓮の葉が風に飛ばされ困っていた蓮売りにあげ、お礼にもらった蓮の葉を急な雨に蓋が無くて困っていた味噌売りにあげ、最後に、お礼にもらった味噌を刀を冷やす味噌が無くて困っていた刀鍛冶にあげて名刀をもらう。
遊んでばかりで父親に追い出される、という消極的な理由ながら、主人公は家の外に出て行き、そして、わらしべを拾った。元々はわらしべすら持ってなかったのだ。
とぼとぼ歩くうちに
困っている蓮の葉売りに出会い、わらしべをあげて助けたけれど
主人公は、最初から藁でこんな風に誰かの役に立つとは知らなかった。勿論、その先の味噌売りや刀鍛冶の役に立てることも。
自分は何のビジネスが出来るか?いうのは
副業、起業、新規事業の定番お悩みだ。
今、
自分の手に持っているものが
誰のどんな困り事に使えるのか?
どんな風に助けられるのか?
分からないなら
わらを持ってじっと座っていないで
ぶらぶらと道を歩いていこう。
わらしべを握りしめて座り込んでいたら
蓮の葉売りに出会い、味噌売りを助けることもなかった。
わらしべ長者は
とぼとぼ歩きでも、道を歩いて行った。
さぁ、元気があってもなくても
手の中のわらしべを持って
歩いて行こう
必要な人がいるところへ。
そこで出会った人が
あなたのお客さん。
味噌売りや刀鍛冶に続いていく
ひとり目の
お客さん。
成功している人の「今」じゃなくて
「過程」を見るっていうことは
きっと、そういうこと。