夢も目標もない人はどうしたらいいの? #人生に効く昔話の処方箋
夢に日付を入れましょう、とか
目標から逆算して計画しましょう、って言われるけど
そもそも夢とか目標が見当たらない…。
なければないで、いいけれど
それでもやっぱり夢とか目標が欲しい人には
日本昔話「夢買い長者」をどうぞ。
元旦にお爺さんが「宝物を積んだ大船にのって、お前の内股にのりこんだ夢を見た」とお婆さんに話し、馬鹿げた話だと大げんかになる。
そこへやって来た隣の爺さんが、夢を気に入って金を出して買ったところ、その夜、吹雪の中を舟引きの男が7人来たので、もてなして泊めてやる。すると、いつの間にか男たちは消え、後には宝物を積んだ船が残っており、夢を買った爺は長者になったとさ、というお話。
婆さんの内股にのりこむ船とは…っていう突っ込みどころは一旦スルーして、
つまり、夢がないならオリジナルじゃなくても、他人の夢でも何でもいいってこと。
クラファンしたり、事業に出資したりするのもある意味「夢買い長者」だね。
自分に夢がなくても、誰かの夢にのったり、同じ夢を試しに追いかけてみたり
そんな選択肢もある。
別に自分が思いつかなくても
誰かの見た夢や目標でも
自分の夢や目標にしたっていいんだよね。
自分の中から出てきたものじゃなきゃ
ダメだというのは思い込みだから。
買っても、拾っても、シェアし合っても
夢は夢。
意外ともう
部屋の隅に転がってたりしてね、夢。