いつも結果が出るひと、出ないひと #人生に効く昔話の処方箋
何かと思い通りの結果が出ないのは
詰めが甘いからである。
子どもにも大人気の「大きなかぶ」。
大きなかぶをお爺さんが引っ張っても抜けず、お婆さんが手伝っても抜けず、孫や犬、猫が一緒に引っ張っても抜けなかったのに、最後にネズミが一緒に引っ張ったら抜けた。
お爺さんとお婆さんと孫と犬と猫が力を合わせて引っ張っても抜けなかった大きなかぶが
小さなネズミが1匹加わるだけで抜けるのが面白い。
末っ子が保育園児だった頃、私と長女、長男が開けられなかったの瓶の蓋を末っ子が開けてくれたことがある。末っ子の誇らしげな顔を今も覚えている。
前の会社で、記録係で同席した打合せの最後に自分が発したひと言が出資の決め手となったことがある。
有効な最後の一押しって、力のある人だけのものじゃないんだよね。
物事を詰める時は、自力で詰めることだけじゃなく、他力を頼って詰めることも考えよう。
例え、役に立たなそうに見える小さな力だとしても実は有効な詰め、最後のひと押しかもしれない。ネズミの場合は、最後のひと引っ張りだったね。
小さな力を過小評価して借りない、
小さな力を遠慮して貸さない人の方が
私も含めて多いけど。
どんな
小さな力も遠慮なく借りる
小さな力も遠慮なく貸す。
それが、結果を出す人のやっていること。
最後まで詰めよう、自分と、誰かと。