人は見た目が120% #人生に効く昔話の処方箋
世間では、人は見た目が8〜9割というけれど
昔話じゃ、人は見た目が120%。
でも、顔貌じゃない、何と「服」。
「絵姿女房」を笑わせたくて、桃売りと服装を取り替えた殿様は、そのまま桃売りと取り替えられちゃったでしょ。服変えたって、町の人も家来も顔を見りゃ殿様じゃないってわかるだろ〜!という突っ込みは昔話には無し。殿様の服着たらもう殿様なのだ。
シンデレラだって、ドレスを着たら義理の姉たちにも本人だと気付かれない。毎日共に暮らす姉に「美しいどこぞの姫」と噂される。
グリム童話「がちょう番の娘」では、王女の服を奪って自分の服と取り替えた侍女が、王女の代わりに王子の妻の座に座る。えーー、いくら何でも周りの家来が気付くだろ〜!という突っ込みは昔話には無し。「服は人なり」なのである。王女の服を着たら王女。
服装や外見にこだわってこなかった私には
認めがたいことではあるけれど
実際にビジネスの場でも
「服は人なり」を実感することは多い。
理想の立場や理想の自分が着ている「服」を
先取りして着ることで
本当にその立場や理想を叶える人も度々見た。
おととい参加した講演会でも
自分らしい仕事をして成功している方々は
自分を表す「服」を着ていた。
服を変えたらOKという昔話のメッセージって顔貌を変えなくていいんだから、気楽っちゃ気楽だ。
私が
夫と子ども達に侍女と間違われているのは
そういうことかもね。
明日は
ドレスを買いに行かなくちゃ
だって
わたしは
女王だから!