絵本づくり教室に通い始めた
絵本の作り方を学び、自分ですべての内容を考え、自力で製本して1冊の本を完成させ、展覧会で公に発表する。
そんな、夢のような(わたしにとって)カリキュラムの講座を見つけたので申し込んだ。
初日は、先生や受講生同士の紹介と簡潔な講義を少し受けたら、すぐに絵本の内容を考えるためのコマ割り表づくりに取り掛かる。
「どんな内容にするか」しか考えない時間の贅沢さといったら・・・!
去り際、先生に「あっという間でしたけど楽しかったです」と率直な感想を伝えると、「好きなことをするって楽しいよ」と微笑まれた。
先生の顔(目の表情)を思い出しながら、歩いて、歩いて、電車に揺られて、バスに揺られて、街の家に帰り着いた。
(本来バスには乗らなくても帰れる距離なのだが、初夏のように暑かったのでいつもなら靴下を履くところを思い切って素足で履いたパンプスのせいで、足の指の上やかかとに見事な靴擦れができたので、交通機関に助けてもらうことにした)
玄関で靴擦れに気を遣いつつ、そ〜〜っと靴を足から取り外して、「はーがんばりましたー」と独り言をつぶやく。
講座初日でドキドキしすぎているうちに昼ごはんを食いっぱぐれたので、とりあえず何か食べようとキッチンを見回す。夫が買っていたちょっと高いレーズンバターサンドのお菓子がある。立ったまま小包装のパッケージをやぶって食べながら、冷蔵庫を開ける。昨日の残り物のひじきの煮物が入った容器を取り出し、その上に炊飯器からごはんを盛って、仕事部屋に持って行ってスプーンで食べた。また、先生と受講仲間の声を思い出しながら。
面白かったなーーーー
楽しかったーー・・・
次回は2週間後。コマ割りをできるだけ完成させて持っていくことが目標。
この絵本づくり教室は、40代後半以降の仕事に向けた種まきの種まきの種まきとしても受けている。
どうしたら育つのか、どんなふうに育てられるのかわからないけど、好きなことをして、人に見てもらえるものを作る時間を、33歳のわたしはとても必要としている。
まずは没頭だ。コマ割り表づくり、がんばるぞ!
★絵本教室についてはこちらから
村上浩子先生の「えほん教室・京都」
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