【レポート】官民合同テロ・誘拐対策実地訓練
※注意:本記事は参加費用その他諸々を経費にしたいが為だけに高額有料記事に設定しています。レポート自体は無料公開部分で終了しており有料部分は本題の【レポート】とは無関係な内容で埋めており、何より返金を受け付けておりませんので普通の記事のみ読みたい方の御購入はお控え下さい。
おひねり、事業応援の旨の御購入は大歓迎です。
レポート ‐イントロ‐
表題の通りですが、10/17に対テロ・誘拐訓練に参加してきました。
昨今の国内外の情勢不安、そして犯罪の多角化・複雑化は広く危機感の共有・喚起が成されているところ。
当ミナカタ機構も、設立の経緯と代表たる私のバックグラウンドから、業務区分に関わらずそうした「不安」と「危険」の解決に係る御依頼を扱う事が多いというのが現状です。
クライアント様の多くが日常・社会生活の中で種々の悩み・不安を抱えて御相談に来られます。
またクライアントの方には外国人の方もおり、「日本は平和だ」という言葉を頂く一方、やはり生活・社会活動の中で危険を発見されています。
そうした皆様の状況の解決に最善を尽くすべく知識と技術をアップデートを怠らず重ねていく責務が当ミナカタ機構にはあると強く感じたというのが今回参加した理由であります。
以下レポート。
‐訓練風景‐
訓練は東京・麻布十番からほど近い三田共用会議所で開催された。
正直な話、田舎者たる私は「共用会議所」という語感から「なんか勉強会とかでよくある貸出スペース」みたいなものを想像していて全く事前調査をせずに赴いたわけだが。
高い天井。大理石。絨毯。調度品。庭師さんがちゃんと調庭している中庭。
以前仕事絡みで参議院に赴いたことがあるのだが、正直そこより全然立派。なにこれ国会とか移転できんじゃねえの?みたいなレベルのスペース(G7会議にも使われた施設だと本記事に使うリンク確認していて初めて知りました)
‐入場‐
あからさまな場違い感を以前警備会社の経営者だった時に身につけたスキル「ハッタリ」で誤魔化し展示されているゴルゴ13とタイアップした安全マニュアルのマンガを手に取ったり参考資料の武器弾薬や自衛隊の演習でつかわれているという模造銃などを確認しつつ訓練開始まで待機。
会場内は私語こそあまり無いが、対テロ訓練という内容にしては和やか、というか多分に砕けた雰囲気だった。受付でチラ見した参加リストからだと(募集では中小企業がメインの対象となっていたが)名の知れた企業グループ傘下などそれなりの規模の会社の人が多い印象だったが、参加者はスーツにビジカジ、トレーナーなど服装もバラバラ。演習スペースの両側に参加者席と隅に報道機関が撮影の準備を進めている。
-座学-
訓練のスケジュールは前半は座学、小休止を挟んでからは運動を伴う訓練という形になっている。
主催の挨拶の後早々に映像資料と統計を織り交ぜたプレゼンテーションが始まった。
映像資料と統計から始まり、巻き込まれやすい犯罪・非常事態の具体的なケースに対する解説。
印象に残ったのは運営のプレゼンテーション能力の高さ。こうした勉強会の主催経験が豊富なのであろう、解説は短く必要な情報を選択抽出している。自分に関係が深い分野であるとはいえ情報がここまでスムーズに脳に入ってくるのも珍しい。
-実技-
5分の小休止の後実技演習がメインに移行。メタルギアとかに出てくるタイプの助教に見本とアドバイスを頂きながら訓練を重ねる。
実技の風景はニュースなどでも報道されたが、伏せからの匍匐前進など基本の運動に始まり誘拐・拉致のケーススタディを伴う実技、急所と応急処置の講習と実技を問えて総括、未然にリスクを最小化するための平時の安全対策を締めくくりとして訓練は終了した。
文字にすると少ないが、演習はどのケースの非常に現実感がある状況の中での判断と行動を求められるもので、調査と研究を重ねて作成されたモノであると偲ばれる。
-総括-
訓練を通して感じたのは主催のプレゼンテーション・オーガナイズ能力が非常に高いものであったという事。
この訓練は「3時間という短時間で、不特定多数の身体・思考能力共に均一化されていない集団に対して必要な知識の共有と訓練を実施する」という前提条件に対して的確かつ効率的に研鑽された内容で、
一言では言えばあらゆる意味でよく練られたモノであった。
得た知識・技術の質・量と共に、例えば自分が何かセミナーを行う上でこうしたオーガナイズをすればいいのかと違った意味でも参考になり、糧になったと強く感じている。
以上の今回の訓練の個人的な感想を以てレポートを終了する。
-追記-
訓練の後に主催から参加費用未払いの旨メールを頂き、危うく「外務省に費用を払わずにバックレる」というVIVANに暗殺されかねない失態を犯している事に気づきました。連絡を下さったj-hetチームの皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
なぜか先方に「遠藤」というかすりもしない名前で記録されているのですが、気に入ったので今後必要に応じ偽名やネット上で使うH.Nに使用しようと思います。
※以下鮮度落ちにつき無料にしました。
_____________以下有料記事_______________
先ずは課金して頂き誠にありがとうございます。
御礼に代えて、本稿ではミナカタ機構の資料として作成した「覚書」を載せていきます。
無料記事で「有料部分は本題のレポートとは無関係な内容で埋めています」と書いたが、スマンありゃウソだった。
意図としては「今後内部研修等で再現して使用する目的で、守秘義務その他に抵触する事無く、ネット等で一般に公開されている情報・資料を使って、可能な限り実際の訓練の内容に近づける」というモノであります。
資料は主に文中の用語・項目の注釈にリンクとして埋め込んでいます。
オープンソース以外は類似・データや数字など極力近いものを使用しております。
大前提として本稿はあくまで「覚書」で「再現用記録」という形なので実際の訓練に参加する事が勿論ベストであり(次回は12月に開催される予定です)、本稿はあくまで記録の為の資料と覚書であるという体裁をとります。
以下、リプロデュース。
有料記事①
テロの傾向 :参照‐GLOBAL TERRORISM INDEX 2023
1.事件数、犠牲者数(P33)
・前年(2022年)は全世界で3,955件のテロの発生、6,701人の死亡が確認されている(安倍晋三元首相を含む)
※政情不安・混乱状態で正確な統計・数字がとれていない地域がある事には留意。
・組織としてはIS系組織 Al-Shabaab BLAの順に犠牲者を多く出している。
・また欧米諸国では極左・極右グループによるテロ・扇動も懸念事項であり、活動・攻撃の方法もサイバー攻撃など多角化しつつある。
2.攻撃方法(P45)
・地域ごとの特色が非常に強い。該当区域の特色を掴むための調査は常に必要である。
・全体としては爆発物によるテロが最も多く、銃など火器、自作の発火装置(火炎瓶等)、刃物、車両による襲撃と続く。
※補足資料「国際テロリズム要覧2023」を見つけたので補足として添付します。内容はGLOBAL TERRORISM INDEX 2023と極めて近似・日本語での解説も素晴らしい。
有料記事②
銃撃の特性
・銃撃の危険性=殺傷能力+発砲音(160~170デシベル)による聴覚障害・衝撃波の発生と閃光の心理的影響≒恐怖感・パニックによる身体・思考の硬直効果
アクティブシューター
★参考資料 「Number of active shooter incidents in the United States from 2000 to 2022」
・大半のケースでは単独犯
・事案の多くが10分~15分で終了している
有料記事③
爆弾テロと自爆テロ
一般的な爆弾の構造:格納容器に爆薬とベアリングやネジ等を詰め込み発火装置を繋げた上で密閉した物。
★映像資料「ボストンマラソン爆弾テロ事件(2013年)」: 近年でも大きな被害を出した爆弾テロの例。圧力鍋とベアリング・釘を使用した爆弾が使われた。
その他の即席爆発物-ポリタンクを使用した物や戦地などでは遺棄された砲弾を転用した物がみられる。
爆傷
爆発による外傷を「爆傷」と呼ぶ。爆傷は1次から5次に要因が分類される。
有料記事④
対処方法
1.安全姿勢
★銃撃・爆発を問わず「低い姿勢をとる」事がベストの選択
→弾丸は銃口から直進・爆風及び破片は上方に飛散するため地面に伏せるのが一番安全。
2.小移動
★遮蔽物を利用しつつ短時間の移動を繰り返して離脱するのが望ましい。
※隠れられるものが周囲にない場合その場で伏せ動作を行う(被弾面積を減らす)
平均的に射手が目的の発見から照準、射撃を行うまでの時間はおよそ4秒
→かがみ腰で4秒動ける距離(15m程度)を移動→遮蔽物に隠れるを繰り返す。
※移動する際は射撃位置から遠ざかる方向にジグザグに疾走する。
有料記事⑤
実習1
①伏せ動作:跪く→拳を作って床につけ足を伸ばす→両かかとを地面につけて伏せる。顔も横にして頬も地面につける。
②伏せ動作からの小移動(かがみ腰)①の伏せ状態で4秒待機→移動できると判断したら低い姿勢で前進→4秒で伏せ(ゴールまで繰り返し)
③伏せ動作から匍匐前進 ①の伏せ状態で四秒待機→移動できると判断したら匍匐前進で4秒移動→遮蔽物(実習では長机など使用)の後ろに回り込むまで繰り返す。
※安全確認したら周囲に呼び掛け・遮蔽物に誘導する。
有料記事⑥
室内における退避要領 -映像資料:「RUN,HIDE&FIGHT」
初動対応の原則: RUN→HIDE→FIGHT→(TEL)
1.RUN(退避):脱出ルートがあるならば(他の人が反対しても)迷わず非難する。可能ならば他者の避難に手を貸し、危険な場所に立ち入らない様に誘導する。
2.HIDE(潜伏):退避ができなかった場合は早急に隠れる場所を探す。
→①犯人から見えず②遮蔽物がある③次の行動をとりやすい場所が最適
※アクティブシューターは「なるべく多くの人間を殺傷したい」という考えから「5秒間敵が見つからないと次のエリアに移動する」つまり5秒間時間を稼ぐことが重要になる
★ドアの施錠・バリケード化
★音を立てない→携帯電話など音が出るデバイスの消音、静かにしている。
※なるべく大きなものの後ろに隠れる。
3.FIGHT(戦闘)※生存の危機状態の最終手段
★犯人の無力化に全力を尽くす
★渾身の力を振り絞る=生死の全てをかける
・即席の武器を作る
※戦うという選択肢については常に議論がされているが、「そもそも生存が絶望的な状況で事態の解決と自身の生存確率を上げると共に、自分が死んだ場合でも他者に退避等行動の時間を与えることができる」という考えから選択肢として存在している。
TEL(通報):自身の安全が確保された時点で助けを呼ぶ
★現地警察や大使館など連絡先を常に保持しておく。
・鎮圧・救出時ガイドライン
★警察や軍など鎮圧・救出を行う治安当局は「鎮圧対象と救出対象を把握しているわけではない」→鎮圧対象と間違えられないように細心の注意を払う必要がある
★治安当局の行動は鎮圧→救助→負傷者救護の順
・冷静に指示に従う。
・自分の手を頭の上など救出部隊から見える位置に配する。
・敵対行動と誤認される行動をしない(叫ぶ、指差しなど)
有料記事⑦
暴動
暴動の種類・特性
★火の使用を伴う:車両などに放火・放火に伴う略奪の発生
★大多数(9割程度)の現地民は様子を見守っている。
★無差別鎮圧の発生:群衆への発砲許可を伴うケースは多く、非常に危険な状態になる
・戒厳令の発令→帰宅困難となる。オフィスなどを簡易宿泊に利用する準備が必要
暴動に遭遇した場合
兆候
・街から人が消える・車両の数が不自然に少ない
・現地職員が出勤してこない
★都市のいたるところから筋状の黒い煙が昇り始める
対処
・情報の確認(SNSや懇意な現地職員など情報源を作っておく)
★暴動に遭遇した場合は即座に現場から離れる※来た道を戻る(その時点まで安全であったから)・見物は厳禁
・車両移動が困難な場合は徒歩で移動
・ホテル等大きな施設・店舗に避難する
・知人などネットワークに自身の状況と居場所を連絡し安否確認を行う
※治安対策として地域の電話・ネット回線が遮断される場合がある
有料記事⑧
車両襲撃
手口:道路閉塞からの武力による制圧が一般的‐路上に障害物(タイヤをパンクさせる狙いもある)・樹木や地雷などによる道路閉塞等
個人対処
★2通りの離脱方法
1.正面突破‐障害物がなく前進が可能な場合。可能な限り最高速度で離脱する。
2.後方離脱‐突破が困難であるか後方の遮断がない場合
※その場でUターンを行う余裕がない場合はバック走行後にUターン←(その方が早い)
参考資料:車内における安全姿勢・対ショック姿勢
★「止めて、襲う。」
移動している車両を襲撃するのは困難→駐車・渋滞・一時停止等止まった瞬間に標的となりやすい
※万が一強盗などに遭遇した場合抵抗しない事
・誘拐・拘束
★誘拐された人質は8日未満で生存解決(解放・治安部隊により救出)する確率が高い
※参考資料「短時間誘拐」 参考資料「誘拐件数」
★もし誘拐されてしまったら - 参考資料1.参考資料2
・拉致
1.抵抗せず指示に従う
2.感情のコントロールに務める(冷静を維持する)
・監禁
1.無用な刺激は避ける→犯人側もストレスを抱えているため
2.心身の健康を維持する。必ず解放されると信じる
・移動
→目隠しや拘束される場合があるが、五感や距離感など出来る限りの情報収集に努める
※殴られたり麻酔などを使用されることがある
・解放・救出
→自身の完全確保を最優先する
※絶対に救出部隊に向かって動作を行わない→前述の「鎮圧・救出時ガイドライン」を参照
有料記事⑨
実習2
誘拐の手口を体験‐誘拐側・被害者側両方
・誘拐側※2人掛かりで誘拐する
手順:①1人は前方で拉致対象の移動を妨害 ②もう1人が後方から手でひしゃくを作って拉致対象の口と手を一気に塞ぐ ③前方の1人が足を掴んで持ち上げる。後方の一人は拉致対象の口と鼻を塞いだまま片方の手で肩・胴体などをホールド ④拉致対象を二人掛で運搬
・被害者側
手順:抵抗する
★誘拐を避けるためのテクニック - 参考資料
・身を守るための3原則
1.目立たない : カネを持っている・裕福な生活や影響力の誇示を避ける。
2.常に用心する : 安全情報の収集を怠らず防犯対策を考える。
3.行動を予測されない : 行動パターンを常に変える(通勤時間やルート等)狙われにくくする
・生活における工夫 ‐参照資料
1.日常生活:隣人との良好な関係、訪問者(工事業者等)の身元確認 使用人・被用者(メイド・庭師等)に対する個人情報の制限
2.帯同家族に対して:目立たない服装・行動パターンに変化をつける
3.車での移動時:通勤経路の複数パターン確保、渋滞地域を避ける、運転中はドアロックをしっかり閉める 路肩を走らない
4.住居警備の強化:立地の選定、壁や垣、窓等の頑丈化、警備機器の増加、退避エリア
・誘拐の兆候
1.不審人物/車両を見かける→犯行の下調べ
2.身に覚えのない郵便物・不審電話→居住実態・生活時間帯の把握
3.親しくない知人からの旅行提案→誘拐犯と共謀・連れ出しの可能性
4.現地従業員とのトラブル→怨恨による誘拐・犯罪組織などと共謀する可能性
5.不審な警察官→ニセ警官の可能性
6.被用者・警備員の態度の変化→内通・買収された可能性
★不審な兆候を確認したら
→地元警察・会社の担当部門・大使館や領事館・セキュリティ専門企業等に相談する
有料記事⑩
刃物への対処
・刃物の特性→形状・制作された目的によって多岐にわたる
・人体の危険部位 ‐ 所謂「急所」及び止血が困難な場所
代表的な危険部位:首(頸動脈) 心臓 脇下(腋窩動脈)肝臓 腹部正中線 鼠径部
★動脈からの出血は特に危険
実習
・ダミーナイフでの突き刺し等攻撃を鞄で防御
★鞄の平面をやや斜め下に構える‐突き出されたナイフを下方向に逸らしたい為
★鞄を突き出しすぎない(迎えに行かない)
★その場で立っているのではなく防御しつつ可能な限り左右に回り込んで捌く
★可能なら防御した後犯人役を鞄でどつく
※勿論ナイフが届かない距離で立ち回るのが大前提であり、防御行動は「どうしても離脱が不可能な場合の対応」と心得ることが肝心
※参考資料:成都における包丁男取り押さえ事案
→犯人の取り押さえに成功したケースは概ね全て「複数での取り押さえ」
数で押す 勿論無理はしない
有料記事⑪
緊急医療対応
★CALL-CABアプローチ
①CALL (救援要請):安全確認・救護搬送の要請を行う
②Circulation(血液循環):心臓機能・血管の状態・血液循環量の評価と処置
→ポンプ(心臓マッサージ・AED)・パイプ(止血処理など血管の異常に対応)・タンク(水分補給や輸血など血液循環量の確保)
③Airway & Breathing(気道と呼吸):酸素の管理
→呼吸の状態を確認・気道確保・人工呼吸
※CABの順序は以前はABCだったが改定された。
※参考資料:軍用止血包帯の使い方 同内容の別商品 : 製品によって見た目の違いはあるが基本構造は同じ
※参考資料:「止血点圧迫止血法」:傷口から見て心臓に近い動脈を「骨に押し当てる」止血法
強い痛みを感じる上に長時間止血していると壊死につながるので一定時間ごとにすこし緩める。
※参考資料「止血帯止血法」:止血帯はハンカチを折ったもの意外にネクタイやベルトなど帯状のモノならば概ね使えるが細すぎると筋肉を痛める
★壊死回避のために「20分に一度」程度止血帯を緩める
・死のメカニズム
→生存のためには「酸素・水分・栄養分」の常時循環が必要
→これらが適切に供給されない場合「ショック状態」に陥る
→特に生命維持に不可欠な臓器(脳など)の細胞が重篤活永久的な機能停止に陥る事が死につながる
有料記事⑫
平時の対策と訓練‐日頃から準備しておく事でリスクを最小限にする
・情報収集によるリスクの把握
・適切なモニタリング
・安全対策マニュアルの整備と運用
・拠点の安全を定期的に確認
・行動パターンの確認
★安全対策の考え方‐「面」「線」「点」「人」
面:国家・都市レベルの安全 - 高リスク地域(スラムなど)の把握
線:移動経路の安全 - 通勤・通学や買い物ルートや時間帯の分散 移動手段の安全性 夜間の単独行動を避ける
点:活動拠点の安全 ‐ 住まいやオフィスの周辺環境 生活区域の選定 セキュリティ 戸締り
人:個人の行動における安全 ‐ 周囲に対する警戒 客引きや物乞い 周囲の人間の変化 家族や同僚と共同で安全対策を行う
★各種情報の活用
海外安全ホームページ・オンライン在留届・海外安全虎の巻・その他安全マニュアル
★平時の訓練
・緊急時の対応シミュレーション‐避難訓練
・ロックダウン訓練‐不審者や集団が押し掛けてきた場合を想定
・ディフェンシブドライビング研修
・テロ対策訓練
という事で、記録がてらの「覚書」をこちらに載せました。何かしらの御参考になれば幸いです。
先に述べておりますが、この資料はあくまで記録の為のモノであり、実際のテロ対策訓練を受けてないと意味をなさないというのが大前提です。
私がこの資料から、例えばクライアント様の御相談に乗るときにリファレンスにしたり、社員・従業員等に必要に応じて訓練を施したりという「再現」できるのは、単純に私が実際に訓練に参加したからで、逆に言えばここにしたためた資料は実際の訓練からすればその程度の分量しかありません。
もしこちらの「覚書」を読んで、実際の訓練に参加してみようかなと一考される方がいらっしゃいましたらそれは当ミナカタ機構にとっても一番光栄な事であるとして、覚書のまとめとさせて頂きます。
上