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1週間が経ちました

久しぶりのnote更新です。
ここをご覧になっているのはTwitterから飛んでいらっしゃってる方が大半かと思いますので詳細は省きますが、5/21の朝方に私たちの大切な桜文鳥のあずきちゃんがこの世を去りました。
この1週間、特に金曜日〜日曜日の間はどう過ごしてきたのか、振り返ってもあまり細かく覚えていません…脳裏に浮かぶのは、朝亡骸を発見した夫があずきちゃんを呼ぶ声と、「あずきちゃんが落ちてる!」と私に告げに来た切羽詰まった表情。そして静かにカゴの中に横たわるあずきちゃんの姿。これだけは今もはっきりと目に、耳にこびりついています。悲しんでいるうちに時間が飛ぶように過ぎてしまった割には、あぁまだ1週間しか経ってないのかと感じるのと同時に、もっと前の出来事だったかのようにも思えます。

前日は本当にいつも通り元気に過ごしていて、翌朝もいつも通りにあずきちゃんとの1日が始まると思っていた私たちに、前触れもなく突如訪れたお別れ。絶望的に悲しい気持ちは勿論のこと、どうして気がついてあげられなかったんだろう…という自責の念に駆られました。ほんの数メートル離れた場所でひとり苦しんでいたかもしれないのに、何もできなかったという不甲斐なさ。その気持ちはずっとぬぐい切れませんでした。

Twitterであずきちゃんの訃報を告げたらこれまでにないくらいの数の方々からお悔やみの言葉を寄せて頂きました。また友人知人からお花や贈り物を頂いたりして、改めてあずきちゃんは多くの人に愛されたことりだったんだなと再認識しました。
特にTwitterでは、お寄せ頂いたお悔やみの数の多さに対して私の気力がまったく追いつかず、ひとつひとつにお返事を返すことができませんでした。お詫びすると共に、この場を借りて皆さまにお礼をさせて頂きたいと思います。本当になぐさめられました。温かいお気持ちを、ありがとうございました。


あずきちゃんは2019年5月22日に我が家にやって来ました。亡くなった日の翌日でちょうど丸2年だったんですよね。お祝いできなかったなぁ…きっかり2年でいなくなってしまうなんて…もうちょっとゆっくりしていってくれても良かったんだよ?と余計に悲しい気持ちになってしまったり…
何より2歳。まだまだこれから沢山うちで遊んで、このパンデミックの状況が落ち着いたら「あずきちゃんに会いたい」と言ってくれていたお友達も家に呼びたかったし、鳥友さんの家にあずきちゃんを連れていきたいなとも思っていました。歳を重ねヨボヨボのおばあちゃん鳥になるまで見守らせてもらいたかったです…これは今でも悲しいし、叶わなかったことが本当に悔しくて切ない…

↑お迎えして3日後くらいの写真。

本当に悲しみの尽きない、底なし沼にいるような精神状態でしたが、さる御方がかけてくださった言葉にすごく救われました。今ようやく足をつけられるくらいの深さまで、浮上できた感じがあります。
まだ写真を眺めてあずきちゃんのことを思い出してはメソメソしてしまったりはします。でも、少しずつ前を向いていこう。思い出してただ悲しむのではなく、あずきちゃんが私たちと楽しく幸せに生きてくれていた記憶として思い起こせるようになりたいと思っています。

↑甘え鳴きするあずきちゃん。


あずきちゃんは本当に愛情深い小鳥で、とにかく私たちの側に居たがりました。その気持ちが強過ぎるが故にいじけてしまうこともあったし、寂しさや疎外感から風切り羽をギザギザになるまで噛んでしまったり…人間の方も気を使わなくてはいけないことも何かとありました。
おそらく私よりも夫の方が好きだったみたいで、夫の首元にぴったり寄り添って幸せそうな顔をしたりキューキュー鳴いたり…かいがいしく毛づくろいしてあげようとする姿はとても可愛らしかったです。(されている方は痛そうでしたが…)

↑夫の首元に寄り添って幸せそうな顔をする。

そういう関係性では本来のパートナー(つまり私)を敵視したり攻撃的になったりするという話はちょくちょく聞いていたので覚悟していたのですが、あずきちゃんは私のことを特別嫌ったりするということもなかったのです。仕事をする私のPCの上でひとしきり遊んでは、くつろいで座って平たくなるのが常でした。毎朝私が少し遅れて起きてくると嬉しそうな声を上げながらまっすぐに飛んで来て、抱っこをねだるのも日課でした。冬は延々と握らせてくれたなぁ…

過去何度かひなの頃から文鳥を育てて来ましたが、ここまで人間好きな子は初めてだったかもしれません。


あずきちゃんは本当に、私の理想とする桜文鳥の姿をもって生まれてきたような子でした。白い模様の入らない真っ黒な、ヘルメットのような頭。そんな桜文鳥さんが飼いたかったのです。(あ、もちろんごま塩の子も大好きですよ!)
更にあずきちゃんは憧れの麻呂眉まで付いてました。(麻呂眉だいすきなんです…)フワフワで真っ白なあごも特徴的で本当にキュートでした…

くちばしの縁がほんのりカーブしているせいで、微笑んでいるように見えるお顔も可愛かった。最高にかわいい子でした。


あずきちゃん、うちの子になってくれて本当にありがとう。
あずきちゃんのことはずっと忘れません。
きっとまたここで、一緒に暮らそうね。ずっと待ってるから…
ありがとう、ありがとう。


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