百夜一夢短編集第二夜

2023.9.16sat.-18mon
at.CON TON TON VIVO
全4公演無事終演いたしました！

ご来場、ご観劇いただいた皆様、本当にありがとうございました。

MIKAさん主宰の百夜一夢という劇団は、
第1回は観客、2・3回目はお手伝いとして関わらせていただき、今回MIKAさんからお声をかけていただき出演となりました。
本当に本当に嬉しかったです！

MIKAさんの紡ぎ出す言葉と、それに合わせた選曲。
3回目まで観ていつも「好きだなぁ」と思っていた公演に関われて本当に幸せでした。

しかも出演者の個性がオンパレード。
誰一人として代役が出来ない。
そんな座組でした。

今回はなんと当て書きで。
当て書きのなんと嬉しいことか。
こんなに嬉しいのか。
当て書きなんて初めての経験でした。
当て書きどころじゃなく、【ヒロイン】という役どころが初めてでした。
でもなんか自分で「ヒロインです！」っていうのはこそばゆくて、「本当にヒロインなのだろうか」とか考えたりして踏ん切りが付かず上手くSNSで宣伝が出来なかったのが反省ポイントです。

百夜一夢、今回の出演者の良いところは各々の役割分担がしっかり出来ていたことだと思います。
誰かが出来ないことを誰かが補う。(それでも1番小坂さんにはめちゃくちゃ助けてもらった)
素敵なことだなぁと思いました。

役どころに関しても、
柴さん:女主人ハマりすぎ。人魚の儚さ。同僚遊女の親友パンチ。ギャルでしかないギャル。

小坂さん:白一点男役。遊女もやってたけど圧倒的男役。初めてこんなに絡めた。まーくんの性癖変更。

井口さん:お芝居の安定感と安心感。女将というよりママ。お芝居の笑い方が本当に好き。デスネットやめてエスネットへ(短編集第一夜見た客より)。

はるのさん:照らして、で全部持っていかれる。溢れ出るセクシー……。シリアスシーンとのギャップ。

MIKAさん:3娘1。初めての共演で絡みがあって嬉しい。タケちゃんエリちゃんママ。ママのバスローブお似合い。

わたし:メイド、人魚妹、エリちゃん(中学生)、ばかな遊女、川に落ちた遊女、そしてピアノ演奏。

全く違う個性の殴り合いで、わたしがお客さんだったとしても目まぐるしく変わるストーリーを楽しんでいたと思います。

演奏したピアノ曲は、エリック・サティ『グノシエンヌ第1番』
確か第一夜のときにも流れていたはずです。
弾かせてもらえて嬉しかったな。

そして忘れてはならないアフターショー。
蜂鳥スグルさんと我修院達子さん、そして小坂さんによるポ獄。
しばらくポ獄でうなされるよ……。ﾎﾟﾒｪ……

ポ獄

そしてわたしもアフターショーデビューをさせていただきました。
は、初めてのロウソク……鞭……ﾋｪ……痛覚に弱いんだ……
でもちょっとだけ何かに目醒めそうだったよ……

これは3公演目の1番真っ当なショー

濃密で濃厚な3日間を過ごさせていただきました。
出演者、スタッフ、ご来場いただいた皆様改めてありがとうございました。

ここからはまたちょっとだけ自分の話。

初めての当て書き。
初めてのヒロイン。
もっとちゃんと言えていれば、観に来てくれる人は増えたのかな。と本当に反省です。
昔から可愛さを出すのが苦手で(可愛いものは好きだけどそれとこれとは話が違う)、今回も最大限自分の可愛さを引っ張り出しました。
ここ数年でだいぶこの可愛さコンプレックス？を解消出来たかなと思っていたんですけど、今回台本をもらって実際に稽古が始まると「これは大変だぞ……」って密かに思ってたんです。なぜなら自分の可愛さと向き合わねばならないから。己との戦いでした。
死闘の末、昔のコンプレックスに勝利出来たと思います。勝利出来たのはわたしの為に台本を書いてくださったMIKAさんや座組の暖かい言葉のおかげ。
お客様に満足してもらえていたら良いなぁ。

今回のこの百夜一夢に出演出来て、すごく成長できました。
MIKAさん本当に本当にありがとうございました( ；ᵕ； )！

もう役者引退しても良いくらいだぁ
って思ったけど誘われればやっぱり舞台には出たい。
また決まったらお知らせしますね、待っててね。

ひとまず次はM3です！10/29日曜日、東京流通センターです！
第一展示会場2階、E-14aというお誕生日席だ！！
百夜一夢の当パンにしれっとアルバムタイトル載せておいたのでチェックしてください。
そしてなるべく当日ゲットしに来てください。
誰も来てくれないと寂しいからさ……

それでは今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました！
またお会いしましょうね！

水上ゆか