わたしが気に入った「向こう三軒両隣」
2022年8月に、関西から東京を経てみなかみへ移住しました。
年齢は今年45歳、5人家族に愛犬が1頭(個人情報ダダ漏れやなw)。
みなかみで暮らしつつ、都内に本籍のある会社を経営しています。
何故みなかみに移住したのか?
どんなスタイルで生活しているのか?
自らの棚卸しも含めて書いてみたいと思います。
遡ると、みなかみ町と出会ったのは10年ほど前。 スノーボードで訪れたことがきっかけ。
それから毎年2-3回は訪れていましたが、雪山が目当てだったので、それ以外の場所にはほぼ行ったことがありませんでした。なので、当時は地元の方と触れ合うこともなかったです。
それが2020年。世の中がコロナ禍になり、リモートでの仕事が当たり前になったタイミングで、このまま東京に居続けなくてもよいのでは?と考えるようになり、移住を検討。
移住先を探す中で、大切にした要素は以下二つ
・子供達を自然豊かな場所で育てたい
・妻が馴染めるコミュニティがあるということ
そして、
"家族との時間をより多く、自然の中でより深く暮らしたい"
というイメージがあった。
週の半分は
移住先⇄東京⇄国内各所 を移動する日々、東京からアクセスが良いということも優先度が高かった。
2021年の時点でリモートが中心となっていたけれども、コロナ収束後徐々に対面でのコミュニケーションの重要性が出るのはなんとなく分かっていたので、あまりにも東京から遠すぎる場所に移住するのは現実的でないし、後に自分が困るのが予想できていました。
これら全てをほぼ満たしてくれたのが みなかみであったというわけです。
利根川の最上流、水がとても清涼で、山々の景観は素晴らしい、そしてこれは地形のせいなのかどうか分かりませんが、どこにいても風を感じられる場所で、僕はこの町全体がゼロ磁場の神社のような場所であると感じています。
山からまちにそよぐ風、 森から川にたなびく風、 人から人へ流れる風。
そして移住して1年、仕事とプライベートのバランスがとてもよく、デジタルとアナログのハイブリッドな環境を作ることが出来ました。 1年経ってみての感想は、間違いなく都会にいる自分よりも、みなかみにいる自分の方が元気ということ(精神的にも肉体的にも)これは科学的な検証をしている訳ではないのであくまで個人の実感ですが、確実に以前よりも元気になっていると思います。おかげさまで毎日快眠生活です。
春には自然の息吹を感じ、夏には素晴らしい利根川を中心にウォーターアクティビティも楽しめて、秋には谷川岳の雄大さを感じ、冬には生活の厳しさを教えてもらえるこの場所が自分の還る場所に決めて、本当によかったと思っています。
都会に少なくなってしまった「向こう三軒両隣」はここでは当たり前のようにあり、子供達は地域に育ててもらっているし、知り合った方で畑や田んぼを営農されている方々からは野菜をいっぱい頂いたり、人と人との繋がりの大事さに日々感謝して生活しています。
もしこの記事を見て、移住や2拠点生活を考えている方がいれば、実体験の話や、地域の案内を喜んでお話しさせてもらいますのでお尋ねください。
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◎文・写真:よっちゃん(会社経営・2022年に家族で移住)
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