【クランポンの低価格モデル】アルトサックスBC8401購入した感想

テナーサックスに続いてソプラノサックスを購入してから、一人サックスアンサンブル動画を作りたい欲が強くなったので、この度アルトサックスも購入しました。

▽クランポンBC8401に決めた理由

・10万円台までの低価格帯で探していたから
・クランポンサックスの木管的な音色が好きだから
・低音域キーがダブルアームだから(この価格なのに!)
・彫刻が高価格帯モデルのように色々な箇所に入っていて特別感があるから
・付属の楽器ケースのデザインが好み。しかも背負えるタイプ

ネットでアルトサックスを探していてこの楽器を見つけた時「この価格でクランポンで新品でこれは欲しい!!」と思い即決定しました。

こんなに凄いのに何で今まで見つけられなかったんだろうと思いましたが、2021年2月に発売されたばかりのようです。
発売本当にありがとうございます!


※以下、BC8401について個人的な感想です!

▽良かった点

・管体のラッカー塗装が全体的に綺麗。彫刻も相まって見た目が美しい

・ラッカーの金の色味がオレンジ寄りで好み

・ベルの内側の色艶が美しすぎる

・付属品の黒いクロスが好み(質感、大きさ)

・楽器ケースが外側2ポケット付きなので、小物や楽譜など色々入れて持ち運べる

・楽器ケース内のクッションの入り方が他メーカーと違い新鮮 (クッションが蓋側のみではなく、蓋側と楽器くぼみ側の両方にある)

・左手パームキーの高音がとても出しやすい!!!

▽気になった点

コストダウンの関係で仕方がないのは承知していますが、以下の点が気になりました。

・キーカップに付着した埃の上からラッカー塗装された部分がある(数箇所程度)

・楽器ケースが購入後しばらくは中国製品のような匂いがした

・ネックコルクの切れ端貼り合わせ部分が、ヤナギサワやヤマハと比較すると粗がある。コルクの品質も少し低めっぽい。

▽仕様はヤマハ寄り

・ネックスクリューはヤマハ用サイズのものが使用できる

・左手Gキーの浮かせ高さが、ヤマハのようにA・Bキーと揃った高さになっている (ヤナギサワのテナーではGキーが高めに浮かせてある)

▽まとめ

満足です!!
とにかく見た目が美しくて好きで、見てるだけでも癒されます。
音色も優しい感じがします。

楽器の耐久性に関しては、クランポンの楽器という安心感があるのであまり心配はしていません。

低音がまだ出しにくいので、これからしっかり吹き込んでいきたいと思います。

(2024/09/14追記)音の出の諸問題が解決しました

・最近久々に吹いたのですが(吹いていない間はキー動作と楽器状態の確認だけしていた)、購入したばかりの頃よりもかなり音が出やすくなっていました!経年変化か?

・ネックコルクがきつくてなかなか痩せなかったので、グリスを塗ってマウスピースを一晩差しっぱなしにする荒療治を決行した結果、裏返っていた下のラ・ソの音が出るようになりました。ネックを差す深さの重要性を身をもって学びました。(マウスピースやリードの問題かと思い込んでた)

・低音域がすごく揺れて出しにくい→リードを硬めの番手にしたら改善しました。


(2024/09追記) BC8402テナーも購入しました

BC8402テナーも気になっていたのですが先日楽器店で見かけ、試奏した結果購入しました!音も見た目も好きすぎる!!
良かった点、気になった点はBC8401アルトと大体同じです。(ネックコルクはアルトほどきつくなかった)

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