鹿児島市内でよく見る「鴨池港」行き、この終点となっているのが鴨池港(かもいけこう)です。
鹿児島交通はじめ市営バス・南国交通ともに鴨池港始終着のバスが大量に走っており、鹿児島市南部の一大バスターミナルとなっています。
鹿児島交通の主力は3番線。鴨池港より紫原・中央駅経由で市役所前までの運行です。日中は約30分間隔。
市営バスは16番線・11番線・11-2番線を合わせて日中毎時4本・15分間隔での運行。途中の経由地は異なりますが、すべての路線が中央駅と天文館を通るので分かりやすいのはこちらかもしれません。
ターミナル全景。待機場と公衆トイレ完備で、長い時間停車しているバスも多く見受けられました。沢山のバスを合法的にじっくり眺めることができ、さながら鴨池港バスまつりといったところ。
隣接するフェリーターミナルからは桜島も望めます。
鴨池港は桜島をかすめ錦江湾の対岸・垂水(たるみず)へ渡る鴨池・垂水フェリーの鹿児島側発着地となっており、こちらはおおむね50分間隔での運行とかなりの高頻度です。
ただ、フェリーからバスへ乗り継ぐ客はあまり見られず……。バス側もダイヤ考えるにあたって(いわさきGの鹿児島交通ですら)接続は考慮されていないようにみえます。
フェリーターミナル内はご覧の様子。フェリー到着時には多少にぎわいますが寂れた雰囲気です。
中心部への帰路は角目ブルーリボンの32-1番線を利用。せっかくなので終点の金生町まで乗車しました。鹿児島交通は古くて変なバスが沢山いて乗りバスが楽しい会社です。