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関西シクロクロス琵琶湖グランプリUCI2

ME1 66位(70出走 -6LAP)

同日開催に茨城シクロクロスがあり、本当はそちらに出るつもりだったが、前日はお世話になってるアパレルブランドSIGRさんのイベントがあり、それが京都のライドイベント。
そんな都合から京都からほど近い琵琶湖・烏丸半島への出走へ。
今シーズン3回目のJCX戦であり、久しぶりのUCIレース出走である。
ハイレベルでポイント獲得は厳しいだろうなと思いつつも、やるからにはできる限りは持ち帰りたい。

前走の亘理ラウンドでホイールを壊したのもあり、今回のレースのタイヤはベビーライムス一択で選択肢なし。
今はニューマシン、ニューホイールの準備を進めており、12月投入目標で資材を集めている段階だ。なので、しばらくは少しスクランブルな機材状況となりそうだ。

西日本なので当然単騎。
チームメイトはいなかったが、逆にかなり集中してレースまで備えることができた。
ウォームアップの手順もそうだが、何を食べるか、どのタイミングで摂取してどう行動するか。
かなりガチガチに作戦を固めてこの日は遂行した。

雨予報だったのだが…

天気は雨の予報もあったが概ね晴れて気温も上がり、11月にしては季節外れな陽気となった。
冬ジャージではなく夏ジャージでのレース。
タイヤは本来ならドライ用チューブラーを試すところだが、この日はマッド向けのタイヤのみ。
しかし、キャンバーや駆け上がりが多く、タイヤのノブに頼れる場面は多く、悪い選択肢ではなかった。

かなりテクニカルなキャンバーが多かった

体はよく動いていてフィーリングは悪くなかったしバイクのセットアップも悪くない方向だったが、試走していてどうも自分のペースがないように思え、これは厳しいだろうなと試走を終えた段階でなんとなく悟った。

端的に言えば遅い。

あってるコースはただ踏まずに流してるだけで、周りより速いペースを感じるのだが、今日は試走の段階でかなり踏まないと周りのペースに合わせられていなかった。
自分としては悪くないのだが、とにかく周りが速すぎる。

ゼッケンは69とほぼシンガリで、グリッドインは最後列。
とにかくレースになればいいなというのと、30分は走りたいなというのが現実的な目標となった。

笛が鳴りクリートキャッチはまずまず、初動は悪くなく、うまく道が開けたので軽くもがいてみると、うまく前へ上がれ、左サイドから1コーナーへ飛び込むと右で落車が。
ここも上手く切り抜けることができ、40番手台まで一気にジャンプアップすることができ、かなり良い場所に入ることができた。
ウォームアップが上手く機能してくれて、身体の動きも良い。


しかしそのあとはいつものように、トップスピードが遅く平坦で抜かれ、キャンバーやテクニカルセクションでは前に突っ込んだり付き合わされたりと、どんどん後退してしまい、1周目が終わる頃には、ほぼまた最下位近くまで落ちてしまった。

とにかく遅くて、ペースがなくて、体はまずまず動いてるのに遅くて遅くて気持ちが滅入ってくる。
特にリマウントが遅く、押し歩きも遅く、バイクに乗ってるうちは悪くないのだが、降りたり乗ったりでジリジリと離されていってしまう。
前から少し改善したい課題なのだが、上手い人に聞いても「乗っていけばいい」といつも答えにならない言葉で濁されてしまう部分だ。

2周目の後半から前をいくEMUのおんちさんのせなかを2〜3秒差で追いかけてて、ベッキーやバルバの選手を交えて、少しレースらしい感じにもなっていたが、4周目に入れず、25分で足切りとなった。

体はよく動いていて、特にキャンバーを行き来するテクニカルセクションでは、前との差を詰めることができたり、2周目後半から足切りまでも悪くない走りができて、それなりにポジティブな側面もあったが… 走れているつもりなのだが、それ以上に周りが速すぎてついていけない。

ME1に上がった頃に比べたら、メカトラなどもかなり減り、変な足攣りやミスも減り、ズイフトやパワーメーターのデータ上では強くなっているはずなのだが…

次はCCM上山田ラウンド。
ここでは思い切って機材を変えて、どうなるか様子を見て見るつもりだ。

お写真はれのさんより

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