2月29日は、仕事でなく有給休暇に割り振ってもいい
みなさん、有給休暇は取れていますか?
毎年付与されている分を使い切っていますか?
私は今年度は18日くらいとりました。
1年間で5日の有給休暇の取得義務がありますが、
一斉の有給休暇取得日とかがない場合、気を抜いていたら取れずに終わりそうになります。
そして、年度末の忙しい時期に、休めと言われて、
「こんな忙しい時期に休めないのに・・・」と言いながら休んだり、
あるいは同じような人が重なってしまって、部署の人数が少なくなって、
出勤している人が余計に忙しくなってしまったり、
という例は散見されます。
心当たりはないですか?
有給休暇の取得ペースを考えよう
さて、労働基準法では、有給休暇は最大年間20日付与されます。
そして、時効が2年のため、年間で最大40日使えます。
そして、使わなかった分は消滅してしまうため、
年間で20日は有給を使わないと損をしてしまう!
ということになります。
その年間20日というのはどのくらいのペースで取得したらいいのか、
考えたことはあるでしょうか?
1年は12か月ありますが、夏休みや年末年始なども含めると、
年間20日を取得するためには、1か月におよそ2日のペース、というのが目標になります。
有給休暇をとるための考え方について
ここでは、一般的(?)なちょっとホワイトめの企業を例に挙げます。
有給休暇なんて許さない、取得しても働きに来い、なんていうブラックな方は労働基準監督署へどうぞ。
1か月を28日で考える
さて、この記事は2月29日に書いていますが、本来2月は28日までしかありません。
つまり、例年28日で回っていることについて、
29日という余分な1日をわざわざ仕事に割り振らなくてもいいのでは?
という視点で考えたら、別に休んでも問題なく回るはずです。
同様に、1か月が30日、31日であるならば、
2月の28日と比べて、2日、3日は余分にあるわけなので、
その分は別に仕事に回さなくてもなんとかなる、という考えのもとで有給を取ることができます。
あらかじめ休む日を考えておく
有給休暇のことを考えずに仕事していると、
「この日は会議・締切などがあるから休めないな」という日ばかりになってしまいます。
それを避けるためには、月で最低1日、できれば2日ほど、
この日にできれば有給を取りたいな、できるだけ仕事は入れないでおこう、
という日を、前月や月初にあらかじめ考えておきましょう。
そうすると、いざ仕事を進めてみて、
そのうちの1日は仕方なく埋まってしまうことはあるけれども、
もう1日は絶対に休もう、と決めておくと、意外になんとかなって休めるものです。
そうすることで、働くときは働く、休む時は休む、というメリハリがしっかりできますし、
仕事の全体量や優先順位や締め切りなどの要領を考えることで、能力の向上にもつながります。
突然、予定が空いた時に休む勇気
仕事をしていると思ったよりもスムーズに進んだり、
予定がキャンセルやリスケになったりして、
ふと時間に余裕ができることもあります。
そういうときに、
「少し先の準備をする」「優先度も緊急性も低い仕事をする」
というのもいいですが、
「思い切って時間休暇などを取ってしまう」
という考え方もできます。
「時間休暇はちょっとさぼっているみたい」と、
思ったり思われたりするのが嫌だな、という気持ちもわかるので、
そのあたりは、自分の性格や職場や上司の雰囲気にもよるかと思いますが、
たとえば15時くらいに、仕事を終えて、
たとえば、ちょっと早めに帰って、家事をするのもいいですし、
昼下がりのカフェや買い物に行ってもいいですし、
映画を見たり、運動したりしてもいいです。
だらだら仕事をするよりは、そうやっていっそのこと有意義に使ってしまうのも手です。
結局、最後は職場の雰囲気ですよね
といっても、職場の雰囲気で、休める、休めない、というのはあると思います。
この辺りは、ちょっと難しい問題ですね。
ただ、体調を崩して数日仕事を休んでも、意外と職場は回っています。
ただ、異動などで仕事に慣れた人がいなくなっても、意外と職場は回っています。
なので、
私は有給で休みます、少し迷惑を掛けますが、
その分あなたも休んで下さい、その分の迷惑は私は被ります。
というくらいの、職場の雰囲気を自分から作っていけたらいいな、
そうしたら、みんなが今より少しは気楽に仕事ができるのかな、
と思います。
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