人生を豊かにする仕事選び: 好きと得意を活かす6つのステップ
「1日10時間労働ってどんだけ大変だかわかってるのかよー」
そう喚く女子高生の言葉が耳に入ってきた。
「お前は10時間もきちんと働いたことあるのか?」
と、つい突っ込みを入れたくなったが、きっと親や誰かの言葉が、若い未知の可能性を持った若き女子高生の思考にそのまま刷り込まれてしまったんだろうなーと、かわいそうにも思った。
確かに10時間働くと辛いと思うかもしれないが、そんな仕事は3時間であったとしても辛いのではなかろうか?
喚いていたのが自分の息子だったなら「それは得意でもなければ好きでもない仕事を、後ろ向きな気持ちでやっているからだ。」と説教する案件だ。
他に選択肢がないのであれば仕方がないかもしれない。
しかし、社会に出る前の、可能性を試す前から、その思考でいたら、幸福な未来を手に入れることなどはできないのではなかろうか。
仕事は人生そのもの
私たちは一部のカテゴリーの人たちを除き、人生の大半の時間を仕事に使うこととなる。
だからこそ、好きで得意なことを仕事にする必要がある。
好きで得意なことが仕事なら、仕事をしているだけで豊かな気持ちになれる。そして、仕事をするだけで心が満たされるのだから、仕事終わりに自分の心を満たすための無駄な何かをする必要もない。
多くの人と携わるので、たまには悔しい気持ちになることがあるかもしれない。でも全体を見ればきっと幸せだったなと思えるんじゃないかと思う。
好きなことは時間を忘れていつまでもできるもの
みんなも過去を思い出せば、朝から晩まで10時間以上、何かやっていた経験があるだろう。
それで他者よりちょっとだけでも上手にできるなら、それは立派な仕事になるかもしれない。
仮に、好きでなくても得意であれば、あなたは他者より遥かに楽に速くそのことを遂行することができる。
能力が認められれば、誰かが10時間で稼ぐ額を3時間とか、もっと短い時間で得ることだってできる。
だから仕事は辛いものだと決めつけないで欲しい。
理想は「好きで得意で高い報酬が得られる仕事を選ぶ」こと
あくまでも理想だが、私も子供を持つ親の身として、真面目に考えてしまう。
では、具体的に、この「好きで得意なことで高い報酬が得られる仕事を選ぶ」ために、わたしたちは何をしていけば良いだろうか?
答えはあって無いようなものだが、このままではまとまりが悪いので、以下になんとなくアイディアを記してみる。
好きで得意で高い報酬が得られる仕事を選ぶために
きっとありきたりな内容とは思うが、この辺は最低限やっておく必要があるんだろうなと思う。
自己分析と発見
まず、自分が本当に何を好きで、何が得意なのかを明確にするためにも、自分と向き合うことを忘れないようにする。
過去の経験を振り返り、自分がエネルギーを感じる瞬間や、他人から褒められたことをリストアップしてみると良いだろう。
時には友人や家族に意見を求めることも役立つ。スキルの向上
好きで得意な分野に関連するスキルを磨こう。
いわゆる、自己投資だ。書籍を読んだり、オンラインコースを受講したり、専門的なトレーニングに参加したりすることで、自分のスキルを高めることができる。好きで得意な領域であれば、それすらも楽しいと思えるはずだ。この継続的な学習と努力が、他者と圧倒的な差をつけるための鍵となる。ネットワーキング
好きで得意なことを仕事にするためには、人脈も重要だ。
関連する業界や分野で働く人々とつながりを持つことで、新しい機会や情報を得ることができるだろう。
イベントに参加したり、SNSを活用して自分の存在をアピールしたりすることも効果的である。小さな成功体験を積む
大きな成功を目指す前に、小さな成功体験を積む。
フリーランスとして小さなプロジェクトに取り組んだり、副業として始めたりすることで、自信と実績をつけることができる。小さな成功はモチベーションを高め、次のステップへの足掛かりとなる。リスクを恐れず挑戦する
新しいことに挑戦する際には、リスクが伴う。しかし、好きなことを続けたいなら、リスクを恐れずに挑戦する勇気も必要だ。失敗を恐れず、むしろ失敗から学び、それを糧に成長していくことが重要である。挑戦を続けることで、自分の可能性を最大限に引き出すことができる。バランスを取る
仕事とプライベートのバランスを取ることも忘れないこと。
どんなに好きで得意なことでも、過度に集中しすぎると燃え尽き症候群になってしまう可能性があるからだ。
リフレッシュのための時間を持ち、家族や友人との時間を大切にすることが、長期的な成功に繋がる。
いかがだろうか。
以上のステップを実践することで、好きで得意なことで高い報酬が得られる仕事を見つけるための基盤が築かれるのではなかろうかと思うわけだ。
もちろん、運の要素も忘れてはいけない。
なので陰徳を積むことも忘れずに。
チャレンジするのに遅い早いはない。
いい歳だからと諦めずに、常に意識していきたいものだ。
では。
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