怖い顔で挑むのが正義だった昭和世代の苦しみ
「笑いながらやってるんじゃないよー!」
私が学生の頃は、よくこのように怒鳴られたものです。
スポーツでも勉強でも何でもそうでしたが、楽しそうな顔をしていると真剣ではないと受け取られ、怖い顔をしながらしていると真剣に取り組んでいると受け取られる時代でした。
とくに、私は小中学生で野球をやっていましたが、ランニングや基礎トレをしているときに楽しそうにやっていると、監督や先輩からよく怒られたものです。
このときの癖が足を引っ張っている!?(昭和世代の価値観とその悪影響)
私が野球をやっていた頃ってのは「運動中は水を飲んじゃいけません」とか、「野球部はプールに入るな」など、今では信じられないことが常識だった時代です。
さすがに、その辺の意識は変わっていますが、怖い顔をして取り組むのが正義みたいな価値観はなかなか抜けていなかったりもします。
昭和世代は怖い顔してればいいじゃんと思うかもしれませんが、それはそれで問題があります。それは、楽しく取り組まないと、楽しい結果というのは起こりにくいということです。
引き寄せの法則とか量子力学とか、その観点で見てもそれは当たり前の理屈なので、やはり楽しい気分で取り組むってことはとても大切なわけです。
楽しく取り組むことの重要性
私たちは、怖い顔をして取り組むことで真剣さを示していた昭和世代ですが、今ではその価値観が大きく変わってきています。
もちろん、真剣に取り組む姿勢は重要ですが、それが必ずしも「怖い顔」である必要はありません。
楽しく取り組むことの重要性は、現代の研究でも明らかになっています。
例えば、ポジティブな感情は脳のパフォーマンスを向上させ、学習や仕事の効率を高めると言われています。
さらに、楽しいと感じることで、ストレスホルモンの分泌が減少し、長期的な健康にも良い影響を与えます。
笑顔で挑むことで得られる成果
私自身も、怖い顔をして取り組むよりも、楽しい気持ちで挑むことが結果的に良い成果を生むことを実感しています。
楽しく取り組むことで、周囲の人々とのコミュニケーションも円滑になり、チーム全体のモチベーションも向上します。
これにより、個人だけでなく組織全体のパフォーマンスが上がるのです。
最後に
私たちが学ぶべきことは、どんな状況でも楽しむ心を持つことです。スポーツでも勉強でも仕事でも、そのプロセスを楽しむことが、最終的な成功につながるのです。楽しむことで、新しい発見や創造性が生まれ、それが次のステップへのエネルギーとなります。
だからこそ、私たちは怖い顔で取り組むのではなく、笑顔で、楽しみながら、前向きな気持ちで挑んでいくことが大切なのです。
では。
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