未来の仕事をすることの意味
今に集中するのは大事。
ただ一方で、未来にも目を向けた仕事をすることも大事。
特に会社を経営しているとか、何か達成したい夢があるとかなら、未来に目を向けることはマストであろう。
未来のための仕事とは、7つの習慣でいうところの第2領域にあたり、緊急ではないが重要な「効果性の領域」だ。
7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー (著)
第2領域はやらなくても支障がないことがほとんどなので、やらない人は多い。だからやっているかどうかで、未来の差がつく。圧倒的につく。
貯金や投資で考えると
このことを考えながら、未来につながる仕事(第2領域)って、貯金や投資に近いのかなと、ふと思った。
問題は無い。新しいことにチャレンジすることも無い。
もしそのような状況が永遠に続くのであれば、貯金が無くても楽しく生きていけるかもしれない。
ただ、逆にそれがあったときは大変。
貯金が無ければ選択肢は極端に少なくなってしまう。
やってはいけないことに手を出す可能性だってある。
レベルの差はあれ、このような状況を経験している人は少なくないだろう。
なので、貯金は大事というわけだ。
更に、貯金に加えて投資もしていれば、それが複利として働いてくれる可能性だってある。複利は、元本だけでなく利息にも利息がつくことで、時間と共に資産が雪だるま式に増える力を持っている。
アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と言ったとか言っていないとかの話しがあるが、いずれにしても複利は、時間と共に小さな努力を大きな成果に変える魔法のような仕組みなのだ。
将来のリスクやチャンスを想像してみて!
未来につながる仕事(第2領域)をすることで、将来助けられることって何だろうと想像してみて欲しい。その行動が、リスクに備えることにも、チャンスを掴むことにもつながるのではなかろうか。
短期的には我慢することがあるかもしれないが、その我慢が未来につながる。
「今に集中する」は耳障りが良い。
そのことは、自分も大事と思うから否定するつもりは全くない。
でも、今しか見ていないのは未来の備えをしていないのと同じであったりもする。備えて無ければ、そのときになって後悔することになる。
だからこそ、計画的に未来につながることをしていく必要があるのだよねと思うわけだ。
では。