見出し画像

22歳から65歳までの積み重ね

大学を卒業して社会人になる22歳から、会社を退職する65歳までの間の2つのパターンの積み重ねを考えてみます。

【パターンA】

  • 朝は会社に行くギリギリまで寝ている

  • 帰宅後は、ごはんが出るのを待ち、飲みながらテレビを見て、眠くなったら寝る

  • 話をするのは、家族と会社の人ぐらい

【パターンB】

  • 朝、1時間ぐらい自分の時間を作り、本を読んだりアウトプットしている

  • 副業等をしながら自分の資産形成をしている

  • 帰宅後もテレビやスマホは一切見ず、学びの時間やインプット・アウトプットの時間にしている

  • 会社以外にもいろいろな人と積極的に交流している

実際はAもBも両方あるという人がほとんどだと思います。
Aの人がBをたまにでもやるのは難しいものです。そして、Bの人は油断しているとあっという間にAになってしまいます。

では、65歳になったときのパターンAの人とパターンBの人、どうなっていると思いますか?
40年以上違う方向に積み重なり、二次直線どころか二次曲線ぐらいの差が出てきてしまうのではないでしょうか。

Aの人は学びをしないので、今の時代がどうなっているかわかりません。
したがって自分が生きてきた時代はこうだったと言ったり、他人の意見を聴かずに意見の押し付けをしたりし、場合によっては反発されて孤立してしまいます。

Bの人は、年下の若い方からも積極的に学び、謙虚に尊敬の姿勢を持ち続けるので、いろいろな人に好かれます。

ご高齢の方を「人生の先輩だから敬意を払うべきだ」とおっしゃる方もいますが、Aの方はどうでしょう。あまり尊敬の対象とならなくなっている可能性が高いです。それどころか、家族や周辺の住民に被害を及ぼしている人も多いかもしれません。

Aの方をできるだけ少なくしていくのもキャリアコンサルタントに課せられた使命だと思っています。
キャリアコンサルタントを推進する予算が与えられているということは、Aの方をBにするように仕向けていくことで生産性を上げていきなさいということでもあると考えています。

仕事のターニングポイントなどで随時自分のことを振り返ることをしていくことで、なんかやってみようかなーという人も増えていくのかもしれません。

それを会社の研修でやってしまうと悩んでしまう人もいますので、会社とはいったん切り離して、自分はどうありたいかを考えてみるといいんじゃないかと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?