The Vanguard Of Hades 第二章「Get Lost In Hades」
FATE GEARのアルバム「The Vanguard Of Hades」サブスク用ストーリーと解説です。第一章はこちら
第二章「Get Lost In Hades」
薄暗い冥界の森の中で、
感じたのことのない強い「光」の気配…。
哨戒中、興味をそそられた俺が行き着いた先に見つけたものは、
見慣れない白い生き物…
「助けて…ください…」
「まさか…!お前は天使か!?」
侵入者を処分するのが俺の役割だが、
初めて見るその生き物に対しての好奇心のほうが勝ってしまった。
「お前はどうやってここへ来た?
冥界と天界を繋ぐ扉はとうの昔に閉ざされたというのに。」
「それが、いつのまにかここへ…
帰る方法が知りたいのです…」
今にも消えそうな声で、その小さな天使は答える。
解説
今度は視点が変わって天使ヨーナ側から見た曲になってます。
歌詞はストーリーの伝わりやすさを優先しました。
Get lost = 彷徨う、迷子になる
Hades = ヘイディーズと読みます。ここでは冥界の意味です。
ハデス読みだと冥王の意味になりますね。多分・笑
(英語圏のイメージが分からない)
近い単語だとHellもあるんですが、Hellだと燃えさかる地獄というか、
真っ赤な赤いイメージになってしまうかなと思ったので…
真っ暗な不気味な森の中を彷徨っている感じを出したかったので、
Hadesの方にしました。
曲調に関しては、激ロックのインタビュー
で詳しく語っていますが、ゴシックメタルの感じを取り入れてみました。
でも途中でドゥームメタルが入ります(趣味)
シングルバージョンはストリングスでフェードインしますが、
アルバムバージョンはいきなり荊さんの歌から入ります。
ミックスも若干違いますが、
ラストに「おっ?」って思う違いがあります。(もともと2テイク提出していただいたのですが、両方採用した形です)
第三章へ続く