Kill the Shadow King第一章「深淵の城」
FATE GEARのアルバム「Kill the Shadow King」ストーリーと解説です。
前作はこちら
冥界の王と対峙する、数奇な天使と悪魔の運命は。
第一章「深淵の城」
二人は玉座の間に足を踏み入れた途端、
暗闇から不意打ちを食らう。
間一髪のところで攻撃を防ぐザーシャ。
『忌まわしい…！なぜここに天使がおる…！』
語りかけてきたのは、竜の姿と化した冥王。
「とうとう元の姿すら忘れたか冥王よ！
話がある。『死者の書』を見せてもらってもいいか？」
『見てどうするというのだ…
世の下等な生き物の寿命が記されているだけだというのに…』
「下等…か。
ここで王座を譲ってくれれば俺も下等じゃなくなるかねぇ！」
二人は冥王に戦いを挑む。
永い時を生き過ぎたことで腐敗を始めていた冥王の身体は、
戦いと共にさらに崩壊していった。
解説
いよいよ冥王の玉座の間へ踏み入れたザーシャとヨーナ。
ジャケのあのドラゴンゾンビは実は冥王だったんですね。
無理だろうと思いつつも一応死者の書についてワンチャン訊いてみるザーシャは一応義理堅いのか、戦いを避けたいのか？
曲名について
先にKill the Shadow Kingの歌詞ができて、そこに「深淵の城」というフレーズが出てくるので、そこから付けました。
曲調について
曲としてはこのアルバムで最後にできた曲になります。
作曲から打ち込み、ギターRec、ミックス、プリマスタリングまで一日で仕上げました。
最短記録かも！
正統派4つ打ちゴシックで、オーケストラの打ち込みは過去最高クォリティの物ができたと思っております。
インストの中では「朱に染まる穹」と並んで気に入っております！
来年からの10周年記念ワールドツアーのSEはこれで決まりです。
第二章へ続く！